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映画「弁当の日」上映&講演会in茨木②

映画「弁当の日」上映&講演会in茨木①

午前の部では、大人が映画&講演に集中している間、子どもたちに「弁当の日」を体験してもらいました。

弁当の日のルール。「大人は見守る」主役は子どもです。

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まずは今日の説明。大学生のお兄ちゃんがサポートしてくれます。

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「黙食」を徹底しないといけない。そんな時代。

今回つくるお弁当。

★3色カラフル弁当(卵・ツナ・おかかいんげん)

★トマトの味噌汁

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出汁の取り方を真剣に学ぶ子どもたち。

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したごしらえも、バッチリ!

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必死。助けてー。

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味噌汁は大学生のお兄ちゃんが仕上げてくれました。

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後片付けも自分たちでやります。

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できた♪

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「黙食」を言いすぎて、静かすぎる食卓。そんな時代。

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「おいしい?」と、アイコンタクトで質問すると、この笑顔!

食べ終わったら、大人のいる映画&講演会場へ…

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舞台で一人ひとり、感想を発表してくれました(#^^#)

「楽しかった!」「早く食べてもらいたい!」「美味しくできて嬉しかった!」みんないい笑顔!!

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お弁当は事前予約制、会場は入れ替え制で食べてもらいました。

大人の「美味しい!」と驚く顔を見て、子どもたちの誇らしそうなこと!

いただいた感想をいくつか紹介します。

自分が作ったお弁当を早く食べて欲しい!!
と、ものすごい圧力。
そして、食べている間もひと口ごとに美味しいやろ?と声をかけてくれました。夕食は、珍しくお手伝いをしてくれ、今日の夕食もお手伝いしたい!!と、ご飯を作ること、作って食べてもらうことに興味関心がわいていることがわかりました。
とても優しく、丁寧にみてくださり、感謝しています。本当にありがとうございました。
子どもが自分で弁当を作って持ってくる弁当の日。
最初この言葉だけを読んだ時は、正直面倒だろうなと思っていました。
朝から自分でお弁当作るのは、ただただ親の仕事が増えそうで大変だと。
私の両親は勉強第一主義。だから小さい頃から料理なんか手伝ったことはもちろんなかった私。
子ども達にはある程度お手伝いをさせてはいたものの、それは全て私主導。
でも映画を観て、考え方は180度変わりました。
弁当を作ることは、
その食材を生産する人の思いに触れること。
ご飯を作ってくれている人に改めて感謝すること。
自分の生きる力を身につけていくこと。
弁当の日は、弁当を通して様々なことを学び取るための日。とても心に響きました。
色々な家庭事情で弁当を作れない子がいる。
それを可哀想だからと蓋をして、果たして問題が解決するのか。
そういう家庭があるからこそ、弁当の日をやるのだ。
弁当の日を始められた竹下和男先生の言葉は、心に刺さりました。
社会全体が本当は向き合わなければならない問題に蓋をして、後回しにしても何の問題解決にもなりません。
それよりも今現実を受け止めて、やれる事を探していくこと。私たち大人が何ができるかを常に探し続け、行動していくこと。
それがきっと未来を変えていくのだと感じました。
食を通じて私たちが繋いでいくもの。
それは人の生きる力であり、命そのものだということを、今日は改めて学ばせて頂きました。
映画の間、終始涙腺が崩壊していた私。
こんなに映画で泣いたのは初めて。
きっと映画の中にある弁当を通して見えるありのままの日常と人が人を想う心が、どんな言葉より心の深いところを揺らしてくれたのだと思います。
子ども茶屋で子ども達が作ってくれたお弁当とお味噌汁を受け取り、美味しく家族で完食しました。
今日感じた心で、思ったことは即行動!
次男にはお味噌汁。長男にはポテトサラダを早速作ってもらうことに!!
長男は文句を言いつつも作る!笑
予想以上に2人とも上手^ ^
「いつもよりも美味しいな」
そう言いながらご飯を食べる長男に、泣くのを必死に我慢しながら、笑顔で楽しく食事をしました。
最近心が壊れそうになる事が続いていても、泣くことすらできなかった私の心を溶かしてくれたのは、弁当の裏に込められた人の心そのもの。
「ありがとう」という言葉を心から届けるとともに、
弁当の日を広めたい!と感じました。
昨日、映画「弁当の日」を観て
比良松 道一先生のご講演「自炊塾」を聴き
"子ども茶屋"で子ども達が作ったお弁当と味噌汁をいただきました。
 子どもを信じて任せる。
 子どもには失敗する権利がある。
 頭で覚えたことは忘れるけれど
 体得したことは忘れない。
子どもを台所に立たせることで
親が素直に子どもに「ありがとう」を言える。
家族の心の絆ができる。
私は、娘が幼稚園のときと小学生のとき
「弁当の日」提唱者の竹下 和男先生のご講演を
聴いています。
今回改めて、食べることは生きること、と教わりました。
「できない理由」を並べるのではなく、
娘の将来の自立に向けて一緒に料理をしなくちゃ!
それから、もっと感謝して、作り手のことを考えて「ごはん」を食べよう🍚
娘は小さい時、洗濯物畳みなどお手伝いした後、
「お母さん、助かった?」とよく訊いてきました。
「助かったわー」と答えると、いつも満面の笑顔に😊
 子どもは親の役に立つことが嬉しい。
 出来ることが増えるのも嬉しい。
 そして、自尊心が高まる。
昨日は私が疲れていたのでお願いすると、
いつものように嬉々として食器を洗い、
お米を洗って炊飯器にセットしてくれました。
ありがとう♡

最後、子どもたちに聞いてみました。
「どうだった?楽しかった?」

『なんでそんなこと聞くん!?楽しくないわけがないやん!楽しかったに決まってるやん!!』

料理をつくることを「楽しい」と感じてくれた子どもたち(#^^#)
『喜んでもらうことを 喜んでいます』
そんな保護者からのメッセージもいただきました。

誰かの笑顔が、自分の笑顔につながる。
そんなやさしい世界が広がりますように。

ごちそうさまでした!!

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映画「弁当の日」上映&講演会in茨木③

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