畑で生まれる物語
大阪府北部地震からもうすぐ4年
地震で損壊した建物が撤去されたあと
「茨木の子どもたちのために」と、
地主さんのやさしい気持ちから始まったのが
「みんなの畑」です。
2020年5月スタート。
折しも、第一回目の緊急事態宣言と重なりました。
子どもたちが学校に行けなくなり、
入学式すら延期になった学校もありました。
外出もできない。
「密を避ける」ために集まれない。
そんな時に始まった畑です。
ストレスがかかっている子どもたちが、
密にならずに過ごせる貴重な場所になりました。
ドラマの数々
その他にも…
仲良しの他人が増えていく
鶏糞はもちろん!
清阪terraceさんから分けていただきました。
パラパラとまくだけで、作物がすくすく育ちます!
農作業は、どんな人でも「得意」を活かせる場面がありますが、
「みんなの畑」は農作業をしなくてもOKです。
虫とりに夢中なお子さんもいます。
少し離れた場所でみんなを見ているだけで楽しいお子さんもいます。
それでOK(*'▽')
「〇〇をしなさい」「〇〇をしてはダメ」「〇時までにしましょう」
強制はありません。
大人が協力しながら、楽しみながらやっている姿を見ると、
「やりたい!」「教えて!」「もっとやりたい!」と、
子どもたちが自分で考えて行動します。
大人ひとりが子どもに伝えられることは、限られています。
いろんな人との関わりの中で、大人も子どもも成長します。
大人が「やさしさ」でつながっている場所には、
子どもにも「やさしさ」の連鎖が生まれます♡
前日に修学旅行から帰ってきた中学3年生から、
お土産までいただきました ヾ(*´∀`*)ノ
最大の防災は「人と人のつながり」
大阪府北部地震のあと、災害ボランティアで走ってくださった皆さんが同じ事を話していました。
公助や備蓄はもちろん大事。
でも、それよりも大切だったのは、
「人と人のつながり」でした。
日常の延長に災害があるので、
日頃から人と人が当たり前に助け合う文化がないと、
いざ!という時に助け合うことができません。
仲良しの他人がいっぱいいるまちなら、
いざ!という時も助け合えるはず。
人と人が、やさしい心と心でつながる場所が、
「みんなの畑」です♡
メディアで紹介していただきました
こちらの事業はチャレンジいばらき補助金(茨木市提案公募型公益活動支援事業補助制度)を活用させていただいています(*^^)v