答えは現場が知っている
まん防が3月6日まで延長されました。
SOSが届くたびに思うこと。
しんどい人が、しんどいまま取り残されている。
その大きな要因は「日常から頼る人がいない」。
「セーフティネット」と言われますが、制度に当てはまった人は、なんとか命をつなぐことができます。
制度の網から漏れ落ちた人は「人とのつながり」でしか救われないです。
フードパントリー茨木のはじまりは、茨木子ども食堂 宮野剛志さんのメッセージから。
ここから仲間が集まり、毎月開催しています。
現在、約30家庭のサポートに入っていますが、制度につなぐところはつなぎ、支える側に回ってくださった方もいます。
制度だけでは救われないのも現実なので、継続してサポートをしている家庭もあります。
家庭によって事情は様々です。
魔法のように一瞬で解決することはないので、市や社会福祉協議会、専門職と連携を取りながら一つひとつ解決に向かって伴走しています。
そんなアレコレをスタッフのみんなで考えました。
宮野さんのまとめをシェアさせていただきます。
おはようございます😃
昨日はフードパントリーお渡し会でしたー!
久々に配達同行しました!
ご自宅に伺って話を聞いて、
課題と進捗状況や繋がり先との相性とかも
さりげなくチェックしたりと、
配達は多くの情報を得る事できますね😄
ローズワムに帰ってきてから、
お渡しの対応しながら、
スタッフ同士で、
社会資源や
中間支援の在り方や、
それらの限界について、話し合います。
社会資源と抜かり無くつながったとしても
世帯の収入が圧倒的に少ない場合は
生活保護しかないのだろうか?
支出を減らす減免措置はあるとしても
収入が増えない限り選択肢は少なく、
豊かな精神状態でいられる為に何が必要なのか、そして何ができるのだろうか?
総じて、日本全体が貧しくなってるような
気がしてしまう。私個人としては。
オセロがひっくり返るように社会課題を一つ一つ明確にしていって
いつか角をとったように
全てが同じ色になるようなインパクトを起こせる解決に
いつかは出会えると信じたいといった話や
丁寧な関係拡張の先に組織の成長があるという話。
それが一番面倒くさいし、
時間はかかってしまい、遠回りだけども、
それの手間が省かれることによって、
失われる物の重さを、
当てはまる言葉では表せない『想い』を共有したりと。
ここは思考の上での戦場 笑
「次なる茨木へ」の本当の姿を知ってるのは
利用者さんではないのか?
利用者さんの言葉に出来ない思いを
言葉に起こす作業を
丁寧にしていきたいですね。
ひとまず皆さんお疲れ様でした。
そして協力いただいた皆様本当にありがとうございました。
一緒に『次への』社会の在り方を
考えて行きたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?