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シェアで過ごして感じていること  ~シェア新スタッフ自己紹介


新スタッフのジュスタとヘリアです。シェア事務所元インターン・堀内さんのブログでご紹介いただき、既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、私たちは2023年1月5日から働いています。

元インターン・堀内さんのブログはこちらから↓

今月は私たち二人が、シェアで働き始めた経緯や、家族のこと、そしてシェアで働いて感じていることなどを皆さんと共有したいと思います!


ヘリアさん(左)とジュスタさん(右)

看護師 ジュスタ 


私の名前はジュスタと言います。看護師です。日本のスタッフから、日本の冬は雪が降るほど寒いと聞いています。お身体に気を付けてお過ごしください。東ティモールは現在雨季で、暑い毎日です。ですが、急に寒くなることもあるんですよ。
 
シェアでは、新しく学ぶことがたくさんあり、自分の知識が向上していると感じます。学んでいることは、“チームワーク”、“コーディネーション”、そして“研修をリードすること”の大切さです。活動をしていて自分の欠点がみえることもありますが、シェアから期待されていると感じ、自分の仕事に誇りを持つことができています。また、昔からいるベテランスタッフの皆がいつもアドバイスをくれます。


保健ボランティア研修でセッションを担当するジュスタ

私がシェアに来て最初に担当した活動は、保健ボランティアに対する研修でした。母子保健について理解してもらい、今後、彼・彼女たちが村の母親たちを対象とした健康促進活動ができるようになることがこの活動の目標でした。
 
研修中、私はある保健ボランティアさんを心配していました。彼女は人前で話すのが苦手な様子で、彼女がセッションの練習をするのを見たとき、声も小さいし、私たちが準備した実践ガイドラインに書いていることを読まないこともあったので、本当に今後、健康促進活動をやっていけるのか、不安でした。そのため、私はなるべく彼女に練習を多くできるようサポートしました。すると、研修の最後にはガイドライン通りに大きな声でセッションの説明をする彼女を見ることができました!そのときはとても嬉しかったです。

私の家族もシェアで働くことを応援してくれています。私には2歳になる娘がいます。シェアで働くことが決まったとき、夫と話し、娘を私の出身であるボボナロ県で私の両親に看てもらうことを決めました。夫も仕事があるため、家で娘を看ていることができないからです。家族は私たちの環境を理解し、責任感を持って働くようにと私をいつも励ましてくれます。
まだまだわからないこともたくさんありますが、少しずつできることを増やしていきたいです。


ジュスタ(右)とその家族

助産師 ヘリア

OhayoGozaimas!私はヘリアと言います。最近学んだ日本語を使ってみました。間違っていたら教えてください!私は助産師で、リプロダクティブ・ヘルス新事業の実施のためにシェアでの採用が決まりました。
私がシェアについて知ったのは、2021年にアタウロ島でCOVID-19ワクチン接種活動のボランティアをしていたときです。その時、私たちはアタウロ保健センターを活動の拠点としていたのですが、シェアの車両を提供してもらい、僻地へでかけていました。


アタウロ島でCOVID-19ワクチン接種の活動をしていた頃のヘリア(右前)

シェアの活動はアタウロだけだと思っていましたが、採用情報をHPで見たとき、シェアの活動はディリでもあることを知りました。早速書類を提出し、緊張しながら待ちました。シェアのスタッフから電話で「書類選考に合格されましたので、面接試験においでください」と連絡をもらったときは、とても嬉しかったです!
面接試験では私の他に4名がいました。面接のみではなく、パソコンの試験、グループディスカッションもありました。その後に上階に呼ばれ、一人ずつの面接でした。面接で何を話したのかもう今では覚えていません!(笑)

実は、シェアでの採用が決まったあと、ユニセフからもアタウロでのコンサルタントの仕事が舞い込みました。どちらにするか正直迷いましたが、家族の勧めもあって、シェアを私の新しい家、そして職場、自分の経験を分け合う場所として選びました。私の家族はいつも私の背中を押してくれ、家族が私にとって働くモチベーションとなっています。


HAKBESIK事業にも協力。
保健ボランティア研修で妊婦健診についてのセッションを実施したヘリア(左)

仕事を初めて1か月が経ち、事業の目標達成のためにはスタッフ皆で協力し合うことが大事だと感じています。新事業開始に向けて、現在少しずつ動き出しています。関係機関である教育省や保健省の方々との全体会議を予定していますので、私は各機関とのコーディネーション、プレゼンの作成を担当しています。関係機関とのコーディネーションは私にとって初めてのことで、電話をかける度に緊張しています。努力して早く仕事に慣れたい気持ちでいっぱいです。また、事業の計画づくりも現地代表である巣内さん、そしてプロジェクトマネージャーであるロジーニャさんと共に作成しています。HAKBESIK事業(現行の母子保健事業)もすすんでいる最中ですので、他のスタッフの活動も手伝いながら新事業の準備をすることはなかなか大変です。新事業でどのような活動を実施できたのか、また皆さんに共有できる日を楽しみにしています!これからもチームワークを大切にシェアで活動を続けたいと思います。

研修を終え、保健ボランティアと共に。(ヘリア写真左、ジュスタ写真右)

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文責 左:ジュスタ・ソアレス
右:ヘリア・ウアイ

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