Aqours EXTRA LoveLive! 2023 <Valentine's Day Concert>Day.1
○はじめに
2023年2月11日に開催されたAqours EXTRA LoveLive Valentine's Day Concert Day.1に参加した。
○会場へ
ライブ前日、関東に大雪警報が出ていて心配していたが、当日は一転して快晴に。東京へ向かう車窓からは綺麗な富士山が望めた。この快晴、富士山もAqours久々の声出し解禁ライブを見たかったのだろう。
飛田給に行く前に府中駅前のスーパー銭湯に寄った。湯加減は良かったし、鍋焼きうどんも美味しかったが、銭湯のテナントが入っているビルの近所にKONAMIスポーツクラブが。風呂から常に例のロゴが見えて不快だった…改善して欲しい。
私はラブライバーとしてはかなりの新参者である。ラブライブフェスにも行ってないからμ'sの活動は歴史の教科書でしか知らない。初めて行ったライブは2019年のバンナムフェスで、シリーズ単独では2020年のギルキス1stだった。
今回の会場、武蔵野の森スポーツプラザは思い出深いギルキス1stの会場でもある。久々の声出し解禁、そしてともりのこと。心機一転が必要なタイミングでこの会場が選ばれたのは運命を感じずにはいられない。
会場入り口ではチョコが貰えた。私はアゼリア柄だった。連番者が花丸推しなので交換してあげた。だが連番者はシャロン柄だった…私は津島推しなのに。やはりこういう時に人間性は出るものだ。自分が報われなくても連番者の推しを引き当てる思いやりに溢れた私…一方こういう時にギルキスを引けないカスカス連番者…これが人間としての格の違いである。
○感想
不易流行のライブであった。新しいものと古いもの。変わっていくものと変わらないもの。それを感じるライブであった。生首アニメのノリときょうのAqoursのイラストが融合したりな。
私は津島推しなのでステージに椅子がせり上がってきた時は歓喜した。なんか椅子が前よりデカくなって最後の決めポーズがカッコよくなってたし。曲は懐かしいが同時に進化もしている。ギルキス1stの頃よりも。しかもソロ曲結局全員分やった。そんなん予測できるかよと思ってたら予測不可能Drivingが始まった。私の思考は完全に彼女たちの掌の上だと悟った。
しかし不安もあった。ライブのステージに初音ミクさんを召喚するための機器が見当たらないのだ。いつものAqoursのステージと設備が変わらない…BANZAI digital trippersではプロジェクションマッピングみたいな最新機器を使ってAqoursとミクさんが共演するものだと期待していたが。案の定、BANZAI digital trippersはAqoursのみでのパフォーマンスだった。まぁ予算的に難しいよなと納得しつつも、正直少しがっかりした。だがそれすらも彼女たちの掌の上であった。
そうだ、Aqoursが我々の期待を裏切るはずが無かった。アンコールでついに彼女は現れた。
Aqoursとミクさんが一緒に踊る2回目のBANZAI digital trippers、最初は何が起きてるんだか分からなかった。よくよく見たらミクさんはバックスクリーンに映っているだけだ。Aqoursの寸分違わぬダンスとフォーメーションの調整で、あたかもミクさんと一緒に踊っているかのように見えている。何ら革新的な機器は使っていない。どんだけ練習したんだこれ…とんでもない力技だ。そしてこのバックスクリーンに流れるアニメ映像とのシンクロパフォーマンスは、今までずっとAqoursが続けてきたスタイルだ。ミクさんとのコラボはAqoursにとって新しい試みだったが、それを可能にしたのは彼女たちが積み上げてきた経験と技術。あまりにかっこいい。
ミクさんとWセンターを務めた小宮さんの美しさも極まっていた。バチバチの二次元キャラと並んで踊っていても全く見劣りしない恐るべき美貌。 WHITE FIRST LOVEのラヴィーナ装備の時点ですでに美しすぎたため、連番者に作画ufotableだなって呟いたらぶん殴られた。自分の服より遊戯王カードのプロテクターに金をかける我々オタクは、イケメンや美人は天性の才能だと思いがちだ。しかし美しさを作るのは本人の努力。よしんば美人に生まれるのが才能だったとしても、ファッションやメイクの知識、スタイルの維持は努力でしかない。スーパーカーを買うとして、多くの人間を悩ませるのは初期投資より維持コストだ。美しさの裏に努力有り。小宮有紗さんは我が故郷栃木県の誇りである。
○終わりに
バンナムフェスで初めて見た時からAqoursはすごかった。6曲連続で、しかも新曲まで披露したギルキスに度肝を抜かれたあの日のことは今でも忘れない。Guilty Eyes Feverの入手方法聞いてキレたのも忘れない。常にAqoursのパフォーマンスは私の想像の上を行き続けた。今回のライブもそうだ。そしてこれからも、Aqoursは進化を続けるだろう。
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