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人を「惹きつける」話し方

佐藤政樹さんの「人を『惹きつける』話し方」オンラインセミナー。「腹」から実感をもって話すことで人に価値を届けることができる。目からウロコの連続。劇団四季で10年の経験とあって、素敵な演技・歌声も織り交ぜながら、グイグイ引き込まれるあっという間の1時間でした。

3月24日は日中にSTUDYing1期上の先輩のBtoBデジタルマーケティングのセミナー。自分の今の仕事に直結する内容で大変勉強になり、夜はカブトムシ村さん主催のセミナー。地蔵さんの記事に続いて私もレポートさせていただきます。

実感して話す

劇団四季で来場者にアンケートをとると、最も感動したと言われるのは、主役の演技よりもその周囲の脇役さんの真剣さ、手抜きのなさだそう。それぞれがその役割を「実感」して全うしている。それが観る側にしっかり伝わる。四季では20年のロングランの演目「ライオンキング」であっても、演技前の「ゼロ幕」で「なぜその言葉を発するか」を毎回見直し、毎日が初日だと思って臨む。そう、おこづかいを貯めてずっと楽しみにして観に来ている子どもたちに特別な時間を届けたい、といういう思いで繰り返しやってきたからこそ、20年も愛されている。我が身を振り返ると、同じプレゼンを何度もやっていると、惰性に流されてしまうことがあります。相手の貴重な時間をもらって話しているのだから、このプレゼンが一体どのように役に立つのか、聞いてくださる方に価値を届けるよう、しっかり意識しなくてはと、ハっと気が付かされました。

「発声」は「発想」。その言葉を発する理由を実感し納得していると、心からその言葉を届けたい気持ちが込められて人を惹きつけることができる。

実体験に即して話す

自分の体験に基づいて話すと、自然と「実感」を生み出す。人の話を聞くとき、エピソードが伴っているとイメージがわき、心にすっと入ってきます。時間が限られたプレゼンだとこうした実体験を差しはさむことを躊躇してしまいがちですが、実体験を添えて話すことが結果としては相手に伝わるのだと気が付きました。「実体験」を自分の中にストックしておくことも重要だと佐藤さんはおっしゃっています。そして、このストックは「書く」ことで得られるとのこと。

「書く」が「話せる」につながる

そうそう、このしんだんがかりのメンバー(私以外)はSTUDYingに頻繁に投稿して「書く」作業をしていました。書くことで振り返りができ、深く考えることができます。何より、文章力が超重要な2次試験筆記、さらには診断士活動の基礎がそこで培われていたのだなあと、今更ながら気が付くのでした。私はそれができていなかった。佐藤さんの教えによれば、SNSなどでとにかく書き続けること。For me 自分のためから やがてFor you と相手のためになることを書けるようになり、「惹きつける」話し方ができるようになります。どうしても時間がないと後回しになりがちですが、もっとnoteに書き綴ることをやってみたいと思うのでした。

「腹」から「実感」して話す。本業でプレゼンの機会が多いので少しずつ実践し、時折この本を読み返して自分のものになるようにしていこうと思います。いつか診断士活動でも活かせたらいいなあ。

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