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海に放たれ・・・これから向かうべき方向性

中小企業診断士 2次試験の得点開示は 59/57/59/65 240点ピッタリ。
受かったっていうけどホント?と思っていた。でも時間がたてば、あんな答案でもまんざらでもなかったのかなあと驕りが出てきて数週間。ついに得点を突き付けられて、そうだよね。ギリギリしかありえないよね。自信喪失。合格点ピッタリの合格にちょっと恥ずかしくなりました。

でも、スタ友さんの投稿で、「あ、これは必然だったのか」と思い直しました。「相対評価」である前提に立てば、全受験生の得点は平均点をピークに正規分布されていて、ピークからちょっと右側に合格ラインの240点があり、ピークに近い合格者ほど人数が多い、つまり240点の合格者が一番多いうということに。ある意味多数派。合格者の一番ビリかもしれないけれど、同じ点数の方もたくさんいるんだなあと。

しかし、合格して広い海に放たれても、どっちの方向に向かっていいかさえわからない。これまで合格することがゴールになっていた。ちゃんと目的があったはずなのに。合格すると思っていなかったから合格後のことなんて全然考えていなかった。

合格したらしたで、いろいろ忙しい。実務補習は母の手術と重なるため今回は回避。7月に受けようと思ったけれどかなりの競争率らしいので、今できることをやろうとなり、これもスタ友先輩から情報をもらった実務従事に参加することに。同期合格者との出会いや、診断士として会社経営をする社長の指南があり、これからの方向性を考える大きなきっかけになりそう。

さらに、2次試験後のタイミングで、経営者の大学先輩から、たまたま新事業の相談を受け、お手伝いをさせてもらえることに。まだスタートしたばかりだけれど、昔から知っている先輩と新しいことを作っていくことはとてもワクワクする。そうだ、この「ワクワク」が自分が求めていたことなんだ。

さらにさらに、よくよく考えたら本業(B-Bメーカーのマーケティング)では大半のお客様が製造小売り店でまさに支援すべき会社さんばかり。これまで足元を見てなかったなあと。そっか、本業でこの資格を活かせるし、やるべきことがたくさんあるんだ、と。普段よく話す同僚の営業に合格のことを伝えたら「それは本業でぜひ活かしてほしい」。もの補助の申請をしたいとか、経営に悩むお客様は結構多いとか。ちょっとワクワクする使命感も出てきた。

広い海に放たれてしまったけど、少しずつ向かうべき方向性が見えてきたような。「相談相手がいない経営者の皆さんの力になること」。まだ何もできないけれど、そんな相談相手になれるように一歩ずつ向かっていこう。

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