写真と文
2020年9月衝動写真展。
THETAで撮影。
私の自転車とマッチングする祐天寺にあるギャラリー"Yellow toes"のエントランス。
いつかこんなギャラリー保有したいと思う、秘密基地のようなギャラリーでした*
最高に楽しい1週間。
今回の写真展は、壁に飾った写真を見てもらうのではなく、
漫画喫茶のように、写真集を読んで楽しんでもらうスタイルで行いました。
ページをめくって見ると、畳みかけるような面白さがあり、
飾っている写真を見るよりも、面白い!
と、衝動写真家の私としては思うのです。
それはもう皆さん楽しそうで。
同世代だけでなく、
ご年配の方や小学生にも楽しいと感じてもらえたことは、
今回、大きな発見でした。
優秀すぎる小学生。
小さな子供たちにも違った意味で楽しんでもらいました。
店じまいしようとする子供。
作品を床に叩きつける子供。
いつもの衝動写真に加え、
今回は、私ではない誰かが撮った写真を使って、私がキャプションをつける、という「衝動写真的写真集」を展示しました。
衝動写真の可能性がどんどん広がっています。
衝動写真は、「写真」と「文」。
誰かに何かを伝えるのに、私にとって一番マッチングするツールです。
しゃべるでも、踊るでも、絵を描くでもなく 、
写真だけでもなく、文だけでもなく、
写真と文。
大学時代、卒業論文に取り組んでいるとき、
要らない文章やセクションに、容赦なくバツを(何ページも)つけられた記憶が、今なお恐怖(卒業までに終らないかも。。)と共に残っています。笑
「主張」に必要のないものは省く。
論じることもそうですが、写真も同じです。
卒業した今でも生徒達の様子を気にしてくれてアドバイスも下さる情熱的な大学時代の恩師。
今なおあらゆる場所で論じ続けているストイックな教授から頂いたアドバイスは、
あの時と同じ、削ぎ落とすことでした。
まるで学生に戻ったかのような贅沢な講義の時間。
写真と文字。
今の自分は、出会った人に多大なる影響を受け形成されており、
人生における人との出会いはワンダフルと改めて思わされる時間でもありました。
衝動写真は、私のキャラクターであり、日常であり、もっとも私らしい作品です。
やめられるものでも無いので、
これからもどんどん増えつづけるのだと思います。
コロナ禍での開催となりましたが、足を運んでいただいたみなさま、
本当にありがとうございました*
いつか自費出版!
降ろしてもなお主張してくる巨大衝動写真。
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