親知らず③

では続きを書いていきます!!
入院初日以降はあんまり大きく変わらないので一気に退院まで。

入院は合計6日間してました。大体1週間くらいとは聞いてたのでまあ大きく予定がずれたりはしてませんでした。
治療は毎朝処置室で口の中消毒してもらうのと抗生剤の点滴でした。点滴は1日3回、5日間がっつりでした。点滴は一回も漏れることなくいけたのが救い。ただお腹がゆるくなった。この時はゆるくなったくらいでした。(伏線です。)
最初の3日間くらいは内服の痛み止め+夜中痛くて寝れなかったから痛み止めの点滴追加してもらうくらい痛かったです。よく考えたら相当痛かったんやな…と思います。徐々にマシになってきて夜中に起きずにぐっすり寝れたのはほんとに退院前日くらいでした。腫れも点滴してる間はあんまり変化なかったけど、だんだん親知らずが見えるようになっていって、口も開くようになっていきました。退院日には普段の8割くらいは口開くようになってたし、朝にロキソニン飲むくらいで1日過ごせるようにはなってました。

ご飯は常食にしてもらってまず食欲が出てきてたのと、ちょっと胃に何かいれてじわじわ薬が効きだしてきたらごはん食べるようにしたら割と食べれるようになりました。
あと、海が近いところだからか、めっちゃおかずに魚がでたんですよ。しかも病院食やから骨は抜いてくれてるやつ。他のおかずもあっさり和食が多くて美味しくごはんが食べれました。

地味に困ったのがシャワー。朝の6時から自分でシャワー室に予約とりにいかなだめやったんやけど、如何せん皆さん早起きなので、6時すぎくらいに行ってももう4割くらいは埋まってました。まあ埋まってしまって入れないってことはなかったからよしとします。(笑)清潔は入院初日からずっと確保できていたのでそこは良かったです。

あとはひたすら暇でした。テレビぼーっと見るか、ひたすらスマホいじるか。そんなときに夫がファインプレーしてくれて、レンタルDVDしてきてくれました。パプリカ、ヒロアカ2個目の映画、コナン映画を見てました。
何だかんだ来れなかったのは2日くらいであとはずっと夫面会時間に来てくれてました。「☆ちゃんいないともうなんもやる気おきひん」って言われてアラヤダ~てなってたけど「ごめん勝手にステーキ肉焼いて食べました」って言われたときにはこの野郎…てなりました。(笑)なんだかんだ孤独はしんどかったので救われました。

そして、前回発覚した腫瘍のことです。冷静に考えると、どこにあるかとか、これからどうしていかなければいけないのかとかも全然聞いていませんでした。暇かつ一人でいると検索魔にしかならない。喉らへんの腫瘍で調べるとまあ癌しか出てこなくて。もうめっちゃ怖かったです。
母も気になっていたようなので、もう一度母も交えて説明をしてもらえるように調整してもらって、話をしてもらえることになりました。
母は入院5日目に、母は実家から新幹線特急使って2時間かけて来てくれました。感謝。

そのときに聞いたこととしては、

・診断名は 副咽頭間隙腫瘍
・めっちゃ珍しい腫瘍
・大きさは直径3.8cmくらい、喉の奥にある
・無症状だったことや画像から良性の可能性が高い
・良性の場合腺腫と神経鞘腫というものになる
・治療は手術、顎割る手術になるかも
・一月後のMRIで精査、方針決定する予定

でした。ちゃんと詳しく聞けました。

まあ母も冷静。私も冷静。
このときに、いつかはオペせなあかんねやなと母と二人で腹括りました。あと、オペするならどこでするかとか。地元じゃないとこでするのか、地元帰るのか。
夫にはこんなん話したらびびっちゃうと思ったから詳しくは伝えていませんでした。(笑)

そのあと歯科の先生からも説明がありました。ついに退院です!!やったー!!

退院して1週間後に口の中の様子見て、そこから抜歯の予定を立てることになりました。だいぶ腫れは引いてきていたけど、もし腫れたとき用に内服の抗生剤と痛み止めももらいました。

そんなこんなで、6日目に退院。医療費、このとき限度額申請間に合わなかったので合計15万弱お支払い…ヒッ…(半分弱は個室代です)(後日申請したので医療費負担は6万弱くらいです)

夫は仕事だったので、前日から来てた母が迎えに来てくれました。ちょっと間ゆっくり過ごした方がいいかなってことと、夫が数日不在で何かあったときにすぐ動けないってことで、その翌日から実家に帰ることにしました。

③はこれくらいで終わります!