【遊戯王WCS2024】2nd Stageのメタビート上位構築まとめ
はじめに
遊戯王マスターデュエル ワールドチャンピオンシップ(WCS)予選2024が終わり、気づけば少し経ってしまった。あの狂気の4日間、走っていた人はおつかれさまでした。
自分は当初、いわゆるカグヤ型の【メタビート】を使っており、DP25000ぐらいまではスイスイ稼ぐことができたのだが、そこからまるっきり勝てなくなり、最終的には16000ぐらいまで溶かしたため、結局使い慣れたドラグマ型に戻した。
すると今度は40000手前ぐらいまでこれまたスイスイ登れたので、「これは行けるか?」と思ったところ、今度はメタ外の相手が増えてきて撃沈。最終的なDPは33137と、個人的な目標であった40000には届かなかった。とはいえ、過去の自分の投稿を見返してみると、これでもじつは最高得点&順位っぽいので、地味に成長はしているようだ。
後半は特にプレミの連続であり、本当に反省しかないのだが、大会全体を通して【メタビート】自体はそこまで悪くない位置につけていたといえる。
実際、この大会では【メタビート】として久しぶりに100位以内優勝、いわゆる銀トロフィーを獲得する人も現れた。ということで、この記事では【メタビート】を使って上位入賞した人のデッキを眺めつつ、「どういう構成がこの大会に刺さっていたのか」を簡単に振り返っていければと思う。
上位入賞のメタビート
ゆるフワChan(裏垢)さん(93位)
かなり久しぶりにDC(WCS)で銀入賞した【メタビート】。《フォッシル ダイナ・パキケファロ》入りとしてはおそらく初ではないだろうか?
このデッキはいわゆるカグヤ型だが、特筆すべきことに《ディメンション・アトラクター》が入っていない。この割り切りはすごいの一言で、アトラクターがなくても【メタビート】なら後手をまくりやすい【スネークアイ】や【R-ACE】が環境に多いことを見込んでの構築なのだろう。実際、DCは時間制限もあり、割り切りも(【メタビート】には特に)必要なので、そういうところも含めて賢いと感じた。
EEEさん(228位)
こちらもカグヤ型だが、今回大活躍の《ライオウ》を採用していない一方で、まくり札として《拮抗勝負》を採用している。先行でも後攻でもバランスよく戦えそう。
あと、【メタビート】に入ってそうであまり入っていない《カイザーコロシアム》が投入されているのにも注目したい。相手の展開を強烈に縛るカードなので、実際もっと構築に入ってきていいカードだったと思う(もう禁止されるが……)。
神の宣告さん(346位)
ドラグマ型ではあるが、《ライオウ》《インスペクト・ボーダー》を採用しているのはかなり思い切っている。今回の環境を考えれば必然的なチョイスだったなのかもしれない(自分は踏み切れなかったが)。お守りのように入っている誘発がかわいい。
硝酸の溜まった落とし穴(441位)
不肖私の構築。いろいろ迷走した結果、使い慣れたドラグマ型に戻した。最初は《増殖するG》を入れていたものの、途中から《拮抗勝負》に切り替えた。が、ここの判断が正しかったのかはいまいちわからない。
ちゃんと噛み合っていればそれなりに戦えるが、ドラグマ型は除外を使ってくるデッキに超絶不利ということもあり、いまいち戦績が安定しなかった感がある。とはいえ《天底の使徒》は相変わらず強かった。
待機いぬさん(454位)
ドラグマ型とカグヤ型のいいとこ取りのような構築。《手違い》は、似たような効果を持つ《ライオウ》より除去されにくく、一部界隈で「かなり強いのでは」と言われており、先行の安定性を高めてくれそう。
7月からレート戦が遊戯王マスターデュエルに導入されたこともあり、レートジャンキーにとっては相当忙しくなることが予想される。すでに環境は変わりつつあり、上記のような構築がどこまで新しい環境で通用するのか、いろいろ気になるところ。
このマガジンには、毎シーズンごとの【メタビート】構築が載っているので、よろしければ参考に。全部無料です。
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