【シーズン31】レートで使ったメタビート3構築【レート1700↑】
はじめに
ちょっと今更感はあるが、シーズン31の振り返りを。大した結果は出ていないので適当です。
シーズン31からレート戦が実装された。これまでマスターデュエルといえば、「マスター2まではガチ、マスター1からは趣味」という風潮があり、とりあえずマスター1に到達すればノルマ終了(?)という感じがあったが、これからはマスター1を達成してもマスターデュエルから開放されなくなってしまった。恐ろしい世界だ。
同じくレート要素が追加されたエクシーズカップと同時開催でプレイヤーが分散した(?)&レートの近い人が優先的にマッチングされるという仕様上、どうしても途中から人読みが発生する環境にはなってしまったが、レート戦とランキングの魔力というのは凄まじく、気づけば結構な試合回数をこなしてしまった。さすがに来月以降はプライベートに支障が出そうなのでもう少し回数は減りそうだが、最終日近辺は結局潜ることになりそうでいまから憂鬱である。とりあえず次は人バレしない名前で潜りたいと思います……。
使ったデッキ
1.カグヤ型
シーズン31は主に3つの【メタビート】を使った。最初に使ったのはいわゆる普通のカグヤ型で、月の中盤ぐらいに1700に到達する程度には勝てた。ただ、環境が煮詰まってくると、《超融合》《拮抗勝負》でまくれない盤面をつくられることが増え、最終的には1600ぐらいまで下がったので解体。レート序盤の「《拮抗勝負》打てば勝てる」みたいな環境は、やはりそう長くは続かなかった。
2.ドラグマ型
そこからいろいろなカードを試していたところ、普通に1500ぐらいまで落ちたので、ドラグマ型に切り替え、ふたたび1700↑まで上げた。
今回の構築は、これまで使っていたようなドラグマ型とはいくつか変更しており、大きくは以下に違いがある。
汎用カウンターとして《鉄騎の雷》の採用
ドローソースとして《時を裂く魔瞳》の採用
まくり札として《月女神の鏃》の採用
モンスター保護として《禁じられた聖槍》の採用
1は新規カードということでとりあえず使ってみたかったのと、当時《拮抗勝負》みたいな雑に使える(そして【メタビート】的には致命的な)カードが流行っていたので、カウンターできるカードとして採用。結果として珍しく《神の通告》を使わなかった。
使ってみた感触としては、たまに相手のカードを追加破壊できたり、マストカウンターをカウンターできたりと、よいところも結構あるなと思いつつ、レートが上にいくにつれてケアされることが増え、強く使えない場面も多かった。
また、《神の通告》を採用しなかったことで、《エフェクト・ヴェーラー》や《灰流うらら》、《炎王神獣 キリン》のようなカードに隙を与えてしまったことも、デッキに不安定感を与えていたと思う。
2はこれまでドラグマ型での採用を避けていたカードだが、なんだかんだ息切れで負けることが多かったのと、「1ターンに2回通常召喚できる」というのが強いと判断して入れた。ダブっても、《教導の聖女エクレシア》の着地を保護してくれる効果があるのは最低限よかった。
ただ、さすがにこの構築で3枚入れると多いかなという印象。2枚でよかった。あと、これはマーフィーの法則だと思うが、モルガナイト使った次のターンにモルガナイトを引く頻度がマジで異常だった。
3は《拮抗勝負》に代わるまくり札として採用したカード。《ドラグマ・パニッシュメント》で使うEXカードを共有しているので、デッキ的なシナジーもある。
このカードの魅力は、他のカードではどうしようもない状況も無理やり打開できるところだ。特にシンクロモンスターと融合モンスターの処理に長けており、前者なら2バウンス、後者なら1バウンス1破壊を、相手のモンスター効果を発動させることなく実行できる。リンクモンスターでも1ドローがついてくるので悪くない。
唯一エクシーズモンスターの処理はあまりおいしくないが、大抵の場合は横に融合かシンクロモンスターがいるので問題なかった。《クシャトリラ・アライズハート》はどのみち処理できないので諦めていた。
難点としては、魔法や罠を挟まれると普通にモンスター効果を使われてしまうこと、先手で引いたときに死に札になってしまうことである。終盤は相手にその隙を狙われ、あまり活躍できなかったのが残念。1枚にして《三戦の号》を差し込んでもよかったかもしれない。
4は負け筋になる《無限泡影》や《反逆の罪宝-スネークアイ》、《騎士魔防陣》からモンスターを守るとともに、戦闘破壊からもある程度守ってくれる激渋カード。《強制脱出装置》みたいな器用さが感じられるので好き。カードパワーの絶妙な足りなさも一緒。
いろいろな場面で活躍してくれたが、モンスターがいないと腐るのと、戦闘補助してくれるといっても800しか補正してくれない(重ねがけもできない)ので、3枚採用はやりすぎたかもしれない。普通にこのカードとか枠を一部削って《大捕り物》あたりを入れたほうが多分安定する。
3.(帰ってきた)カグヤ型
そのままドラグマ型で走っていてもよかったのだが、負けが少し増えてきたのと、ドラグマ型はロングゲームになりがちで精神的に疲れることから、「もっと楽に早く試合に勝ちたい!」という理由でふたたび登板することになったカグヤ型。「相手の展開を眺めている時間も惜しい」という理由から、申し訳程度に《ディメンション・アトラクター》も採用している。あと新規カードを使いたかったので《ライフハック》も採用した。
とりあえず1630ぐらいから1730ぐらいまではほぼ負けずに上がったので「これはいけるのでは?」となったが、結局そこから怒涛の後攻祭りもあり、あまり伸ばせなかった。運だけでなく、いまリストを見ると普通にいらないカードが採用されていたり、プレー精度もボロボロになっていたりしたので、1800をめざすには純粋に実力が足りなかったと思われる。
しかもレートの終了時間を勘違いしており(DCみたいに13時までだと思っていた)、「まあ明日早く起きてからまたレート上げればいいか」と切り上げてしまうという痛恨のプレミをかまし、自分の初レート戦は終了した。
おわりに
自分としてはあまり満足のいく結果とはならなかったが、【メタビート】使いのバイスさんが10位入賞という結果を残したのは素直にすごいと感じた。しかも使っていたのが、自分と似たようなコンセプトのドラグマ型だったのも嬉しかった。それでこの結果の差というのは、普通にプレイヤーの腕というか脳みそが原因っぽいので、もっと精進したいところ。
シーズン32は、今回で結果が出たためか【メタビート】の数が増えており、ほうぼうで「パキケファロと結界像禁止しろ😡」という声が上がっているようだ。
ただ、パキケファロも結界像も隙が多すぎるカードなうえ、「【メタビート】がTier 1になることはまずないしTier 2の実力もない」という事実におそらくメタビ使いすら誰も反論できないので、制限を受けることはないと予想している。結局、メタビは「強いから使う」というより「使いたいから使う」という類のデッキなので。あと、誰も《王家の眠る谷-ネクロバレー》に文句を言わないのはなぜなのか?
https://note.com/shapeshift/m/m985feacd6420
このマガジンには、毎シーズンごとの【メタビート】構築が載っているので、よろしければ参考に。全部無料です。
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