2021年ベストバラエティ トップ10
2021年、ベスト総括もこれで完結。今回が初となる、2021年に放送されたバラエティ番組の中で特に好きだったものを10本を選びランキング化。TVerの活用によってバラエティ番組の可処分時間がとんでもなくなってきたのでこれはやらねば、となった。基本的に単発の特番は無し、通常回からの選出。
10位勇者ああああ 第8世代準レギュラーオーディション(1/16放送)
3月に儚く散った早すぎた深夜の強火なお笑い番組。第6世代のセーフティネットでありながら、キャラを乗せた全員が彷徨っていたこの回は印象的。しずる、特に池田は2021年通して、面白!と思う回数が多かったように思う。
9位 ロンドンハーツ 太夫フェス 2021(12/14放送)
悪ノリをどんどん拡大させていく、というゼロ年代的パワープレイを未だに1時間尽くしてやる執念に平伏す。年末の楽しみの一つとして定着した。有吉ザキヤマの身も蓋もなさと、フジモンの適応力と駆け引きの力が凄い。
8位 トゲアリトゲナシトゲトゲ 第11夜 伝説の芸人を語る夜?(6/28放送)
Aマッソ加納、3時のヒロイン福田、ラランドサーヤによる純度高めのお笑い番組。福田さんが戸惑う役を担うことが多いけどこの回は全員が手探りで無い正解を求めていた。ジョニーけんじとたかし、そのあがきに笑い転げた。
7位 ゴッドタン オオギリッシュNIGHT 若手オーディション(11/6放送)
元々大好きな企画なので、単純に回答者が多いというだけで更に最高になる。かもめんたるう大のサイケデリックな下ネタと、空気階段もぐらの少しキュンとなる回答が特に良かったと思う。芸風や生き様が滲む大喜利企画。
6位 マヂカルクリエイターズ 擬人化アイドルをプロデュースしたいよ~!(4/20放送)
マヂカルラブリーの初冠番組。ネタさながらに狂気がひしめき合う異常なテンションの番組だったがママタルト、ダイヤモンド、真空ジェシカにオズワルドという座組でお笑いだけでただガンギマリしていたこの回を推したい。
5位 テレビ千鳥 こっそりシュワちゃん選手権(1/17放送)
こっそりシリーズの破壊力は折り紙つきだろうけどそのオリジンであるこれを。それぞれにそれぞれのシュワちゃん観があり、完成へ向かう道筋が入り乱れているのも最高だった。「ジュニア」を選んだホトちゃんの凄み。
4位 アメトーーク 芸人体当たりマン決定戦(6/29放送)
毎年毎年、同じことで笑っている。普段のトークのほうが当然好きなはずなのに、この企画の田中卓志で腹破れるほど笑ってる。表情に滲む決死さと悲哀、その新体制の高さ、それをスタジオ全体が揺れながら観てる多幸感よ。
3位 もう中学生のおグッズ! もう中学生の冠番組スタート!(10/15放送)
もう中学生の初冠番組。初回の、絶対に本編が始まらないんじゃないかと覚悟せざるを得ない長すぎるオープニングトークで一気に引き込まれた。「激落ちくんの電卓」は2021年の個人的流行語大賞。頭を溶かし続けて欲しい。
2位 かまいガチ 見つめ合いは突然に(4/9放送)
ジョイマン高木とのラップ対決も瞬間最大風速ではあったが、全編通してずっと声を出して笑っていたのでこの回に。ただ見つめ合うムーブもだけど、ピンポン玉の一連のくだりがずっと意味分からなくて最高だった。
1位 秋山とパン 最終回(3/24放送)
バラバラ大作戦で未だにこの番組の復活を願っている。フェイクドキュメンタリーとも違うし、1人コントとも違う、現実改編ショー。秋山竜次の才気を最後までメタ的に描き続けた大傑作だった。伏線回収って、難しいよなぁ。
ちなきにトップ画は「マヂカルクリエイターズ」の配信版で、2021年ベストオンラインライブ。「ランジャタイno寄席」も良かったですが、僅差で!
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