《お》乙葉【50音で語る】
乙葉
最初に好きになった芸能人
男子ってたぶん小学校高学年ぐらいから友達の間で「好きな女性芸能人、誰?」みたいな話題が出てくると思うのですが、私がそれを聞かれてよく答えていたのが乙葉だったと記憶しています。それに次ぐぐらいEvery Little Thingの持田香織の名もしょっちゅう挙げてた気がしますがそれはたぶん中学生ぐらいから。ゆえに、最初に好きになったのは乙葉ということで確定で良いはずです。
乙葉の存在を初めて認識したのは恐らく「笑っていいとも!」ですね。調べてみると2003-2006年までレギュラー出演していたとのこと。好きになったきっかけは正直定かではないのですが、番組中も不意に面白いことを発してる印象で、「このお姉さんは面白くて可愛いぞ!」という点が小6の少年心に刺さったのでしょうね。面白くて可愛いって、めちゃくちゃ素晴らしいじゃないですか。
ご存知の通り2005年に乙葉は藤井隆と結婚するわけですが、これもなんかすごい良いなぁと思ったんですよね。いや他人の結婚に良いも悪いもお似合いも不釣り合いもないわけですがそういう観念が育つ前のフィーリングとしての“良いなぁ”があったんですよね。これベボベのこいちゃんも似たようなこと言ってて後に驚いた記憶。こいちゃんも乙葉大好きですよね、彼は多分グラビア全盛期の頃からのファンなので、バラエティタレントになってファンな私とはやや質感違いますが。
その後も沢山の好きな芸能人が増えていくわけですが、後にも先にも何か決定的な何かがあったわけではない、ただなんとなくこの人は良い人そうみたいな感じで好きになったのは乙葉以降いない気がしますね。最もピュアな気持ちで、真っ直ぐにこの人を応援したくなる!みたいな。今の少年たちにとってのそういう存在って誰だろう、とふと考えたりします。でももう「好きな芸能人誰?」とか聞くノリも無いのかもですね。だいぶホモソーシャルぽいし、そろそろ絶滅しそうなノリなのかも。
しかし客観的に見ると、当時の好きな芸能人のセレクトとして乙葉はかなりオルタナティブだったように思います。2006年あたりと言えば、長澤まさみ、堀北真希が2トップ、そこに新垣結衣、戸田恵梨香らが迫り来るとんでもない時代だったわけで乙葉と答えるのはだいぶトガってるというか。ちょっと独特なオレ、を演出していると思われても仕方ないです。本当の気持ちだったのに!でもこの"好きな芸能人とかでセンスを出そうとしてるんじゃないかと思われてるんじゃないか"みたいな自意識って何なんでしょうね。これはずっと付きまとってる気がしてます。もっと真正面から好きになりたい。
この記事の残りは、そんな自意識も大いに加味しながら2015年から2022年まで毎年作っていた「ベスト女の子ランキング」(2022年はベストパーソン)のすべてを載せて終わろうと思います。乙葉は言うなればマイファーストベスト女の子ということですからね。その先に続く、素晴らしき人々を讃えて。
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