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福祉あれこれ

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9月を迎えて

9月を迎えて

9月1日で自立援助ホームに異動になった。これまでは児童養護施設だったので、支援する子どもの年齢が少し上がりました。
児童養護施設は子どもを育てていく場所なので、しつこいくらいに介入しウザがらみと言っていいくらい声をかけ、跳ね返されても跳ね返されてもアタックしていく場所でしたが(少し盛ってます)、自立援助ホームは既に出来上がった子が社会に出るまでの準備期間としている場所なので、基本的には距離を保ちな

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精神保健福祉士

精神保健福祉士

社会福祉士と同様にソーシャルワーク専門職としてもうひとつあるのは「精神保健福祉士」

精神保健分野のソーシャルワークを担うことができる資格だ。

児童養護施設で働いてみて感じたのは、措置されてくる子どもは多かれ少なかれ心に傷を負っているということ。自己防衛するために他人を遠ざけるような言動をしてみたり、自分の殻に閉じこもってみたり・・・そういう分かりやすく表現する子もいれば、施設のルールも守るし人

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進路を決める時期

進路を決める時期

5月から6月まで少し慌ただしい生活だった。子どもたちの学校の個人懇談・授業参観・子どもの支援と現在の状況について書く施設でのレポート、それから節目の学年になる子たちはそろそろ進路についても考えなければならない。

家庭で暮らす子どもにとっても進路について考えるのは大変なことだと思う。進学先の学校見学・就職活動などがあると思うが、施設で暮らす子どもたちも同様。学校を通じて進学先や就職先を見つけてゆく

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社会福祉士の認定制度

社会福祉士の認定制度

職能団体の基礎研修2年目を受講し始めた。

とにかく、まぁお金がかかるシステムになっている。1年の受講で数万円が飛んで行き、受講予定が毎月がっちり決められている。もし、その日に受けられなかったら近隣県で協定を結んでいる県の講義を受講して代替できるようにはなっているのだが、それでも別途受講料がかかることになっている。年間のカリキュラムで受講料が決められているのに、数千円とはいえ、受講する県が変わるだ

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愛情の量のバランス

愛情の量のバランス

自分自身も子育てをして、今また他人様の子どもたちを養育する仕事をしていて感じていることがある。
それぞれが必要としている愛情の量のバランスが崩れると、不具合が出やすいということだ。

仮に親もしくは養育者は子どもに対して愛情を注ぐ側とする。子どもは愛情を受け取る側とする。
受け取る側は心の中に容器を持っていて、愛情が注がれるとその容器がだんだんと満たされていく。

容器に水を貯めることを想像してほ

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バンドエイド貼って。

バンドエイド貼って。

今日、3歳児が着ていた服は菜の花色のコットンワンピース。当院に措置される前にいた乳児院でボランティアさんが縫ってくれた物。下に履いていたスパッツが落ち着いた色合いのパステルグリーン。菜の花が歩いているようで可愛かったのが今日の癒し。

幼稚園児から小学生、中・高と幅広い年齢の子がいる施設だが、よく頼まれるのが「バンドエイド貼って」
この依頼は幼児から小学生、または中学生女子に多い。
変化技として「

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夜の仕事

夜の仕事

我が職場は24時間営業の入所施設なので、当然、仕事には夜勤・宿直がある。

この仕事に就いて1年ちょっと。ようやく夜勤・宿直にも慣れてきた。最初は寝られないというだけでプレッシャーだった。(私はロングスリーパーなので、できれは7時間以上は寝たい)それから夜中の施設は率直に言って怖い。特にクリスマスシーズンは廊下に飾られたツリーを何度人影と勘違いしたことか。そういう怖さも何となくクリアし、物音がして

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ワインを買った

ワインを買った

先日、あるワインを購入した。その産地は、皆に知られたワインの産地ではなく、正直なところ「こんなところで作られたワインがあったのか。しかも葡萄から」と驚いている。まぁ、ちょっとした縁でそのワイナリーを知り、購入した。

そのワインのぶどうは岐阜県多治見市の多治見修道院

そこで作られた葡萄からワインを作っているのは社会福祉法人AJU自立の家 小牧ワイナリー

社会福祉法人が経営するワイナリーだ。この

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社会福祉士の基礎研修1年目が終わった

社会福祉士の基礎研修1年目が終わった

少し前のことになるが、社会福祉士会の基礎研修Ⅰが無事に修了できた。この基礎研修はⅠ~Ⅲまであり、これを受けておくと、社会福祉士として出来る仕事が増える。自分の可能性を広げるためにも基礎研修は受けておくべきだと判断して受講を決めた。

社会福祉士は私が思うに「足の裏の米粒」なのだ。福祉で仕事をするのなら取らなければ気持ち悪い、さりとて取ったところで食えない。その理由は、多分、守備範囲の広さにあると思

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旅立ちの季節

旅立ちの季節

年度末の3月。多くの施設では門出の季節だと思う。

年齢超過での退所、家庭復帰をするにしても学年の変わり目が都合が良いということもあり、毎年数人の児童が新たな生活に向けて旅立ってゆく。

児童養護施設には障害者手帳を持っている児童が一定数いる。知的や精神が多く、その児童は就職にしても障害者枠で決まることが多いうえに生活の場にしてもグループホームなど福祉の枠に収まるケースがほとんどで、皮肉なことにそ

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新米社会福祉士の虎の巻

新米社会福祉士の虎の巻

ワタシは社会福祉士に登録したのが今年の4月。福祉施設で仕事を始めて1年弱です。今は相談援助というよりは生活支援が主ですが、クライエントの記録や日々接してきた状況、ご家族の状況などを考える時に何かと役に立っているのは、かつて試験対策で使った参考書です。

どの資格試験でもそうだと思うのですが、数多くの過去問を解きながら、回答の根拠を参考書や回答の解説を見て知識を補完していくことが合格への早道です。過

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社会的養護を必要とする子たち

社会的養護を必要とする子たち

少し古いですがH26年に発表された統計によりと、児童虐待の相談対応件数は9万件に迫っています。その中で社会的養護を必要とする子供は4万人と報告されています。身体的虐待の次に多いのがネグレクトといった養育放棄です。

虐待を受けた子供たちの多くが食事を十分に与えられていません。学校に行けている子は給食が唯一のまともな食事と言う子も少なくありません。そのほかの食事はコンビニ弁当だったり、インスタントラ

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社会的養護の意義

社会的養護の意義

日々の業務に追いかけられて、仕事の時間がベルトコンベアに乗せられている気がします。おそらく仕事ができるの意味は自分で周りをコントロールできるようになってからだと思うのですが、その日が来るのかどうか今のところ予想も付きません。

若い職員のように体力もありません。子どもたちについていける瞬発力も持久力もありません。自分の出来ることと言えば、精々その時間その場にいて彼らの安全と安心を見守るくらいのもの

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多文化共生研修を受けて

多文化共生研修を受けて

思うところあって社会福祉士会に所属している。職能団体に入会する人はあまり多くないけれど、独立して仕事をするには認定社会福祉士を取らなければいけないし(今のところ独立は「夢」で具体的ではない)認定を取るには研修を受けなくてはならない。研修を受けるには入会しておく方が便利・・・か?ぐらいの認識である。横のつながりも少しは期待していたが、コロナ禍では研修はオンライン。メリットがあるのか無いのかよく分から

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