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バガヴァッドギーター全和訳完了!

いやー、やっぱり大変でした。
着手前の記事はこちら。

マハーバーラタの途中に出てくる重要な場面なので
飛ばすわけにもいかない。
でも私自身もまだギーターの勉強途中の身。
自分の和訳(サンスクリット語→日本語訳)は適切なのか?
誤解を招かないか?

で、出した結論は、
『ルー語』的和訳。(あれ? もう古いかしら?)
「さあ、みんなトゥギャザーしようぜ!」みたいなやつ。

例えば「together」の適切な和訳がいつでも「一緒に」ではないとしたら、
前後関係によってはスムーズで適切な和訳があるかもしれない。
そんな風に考えると、もう「トゥギャザー」でおいとこう、と。
カタカナ+括弧の中に一番近いと思われる日本語をはめておく。
その日本語が100%正確とは限らんぜ。との思いを込めて。

「さあ。みんなトゥギャザー(一緒)しようぜ!」
こんな感じですね。
文字数が増えるし、カタカナ(サンスクリット語)ばっかりだし、
読みにくくてすみません。

そして、はっきり言っときます。
「私の翻訳を読んだだけでバガヴァッドギーターをマスターしたと思わないでください!!!」
ちゃんと正当な解説書を使って教えてくれる先生から習ってください。

正直言って、karma(カルマ)という言葉だけでも
どんな日本語が適切なのか、難しいのです。
(だいたい『行い』と訳していますが)
『業』って訳したら、イメージの悪い部分だけ受け取ってしまいそうだし、
『選択』って訳したら、本質を深堀りしすぎて分かりにくいし。。。

でも、まあ、どんなトピックが書いてあるのか
概要を知ることはできると思います。
難しい日本語は避けてあります。

各章の日本語タイトルも結構悩みました。
適切な和訳が見つからないのでこれもカタカナで、と思いましたが、
それではあんまりなので強引に日本語にしてあります。
我ながら酷い和訳だとも感じるほどです。
(正確に訳そうとするとクドクド長い日本語になってしまいますから)
おそらくちゃんと勉強している方から
「なんじゃそりゃ???」ってツッコまれるレベルかも。

下記に全18章のリンク貼っときます。
(あ、すみません。有料記事です)

バガヴァッドギーター1章(アルジュナの悲しみ)
バガヴァッドギーター2章(知識)
バガヴァッドギーター3章(カルマ)
バガヴァッドギーター4章(知識と行いの放棄)
バガヴァッドギーター5章(隠退)
バガヴァッドギーター6章(瞑想)
バガヴァッドギーター7章(間接の知識と直の知識)
バガヴァッドギーター8章(不滅のブラフマン)
バガヴァッドギーター9章(知識の王、秘密の王)
バガヴァッドギーター10章(神の栄光)
バガヴァッドギーター11章(宇宙の姿)
バガヴァッドギーター12章(バクティ)
バガヴァッドギーター13章(知られる者と知る者)
バガヴァッドギーター14章(三つのグナ)
バガヴァッドギーター15章(最高の人)
バガヴァッドギーター16章(良い特性と悪い特性)
バガヴァッドギーター17章(三つの信頼)
バガヴァッドギーター18章(モークシャと隠退)

翻訳するにあたり、参考にした文献です。
Bhagavad Gita Volume 1~9 (Swami Dayananda Saraswati著)
・The Bhagavad Gita Sanskrit Key Verse-by-Verse Grammar & Vocabulary (A.K.Aruna著)
・BHAGAVADGITA HOME-STUDY-COURSEバガヴァッドギーター (Swami Cetanananda Saraswati著) ※9章まで

そのうち気が向いたら、もっと簡単な、おふざけ口調の
超フランクバージョンのバガヴァッドギーターも書いてみたいですね。
(そんなことしたら誰かに怒られるかな?)

ま、それはさておき、
よし、張り切ってマハーバーラタの続きを書いていきますね!!

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ひろさん@シャンティライフ
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