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(海外滞在3か月)住まいの選び方を振り返って

約3年間の海外滞在が予定されていますが、中国に来て3か月が経った今、住まいの決め方を振り返ってみて思うことを。

ちなみに、当初は夫の赴任以降早い時期に家族も渡航するはずでしたが、感染症の流行のため帯同家族の渡航が約1年弱遅れることとなって。家族で住む場所・部屋は、主人が渡航後にあらかじめ不動産屋さんと2軒に絞っておいたものを、日本に居ながらオンラインで見学して決めていきました。

<決めた住まい>
・ショッピングモールが近い
・公園が近い
・地下鉄やバス停から徒歩10分圏内
・子どもの通う学校から徒歩15分くらい(通学はスクールバスで、バス停まで3分)
・日本人が多く(10数組)住んでいる
・フロントに日本語が話せるスタッフがいる
・日本語のできるスタッフが定期的にワゴン車で買物に連れて行ってくれる
・日本語OKの食材屋からの定期的なデリバリーサービスを受けられる

比較した住まいは、ごく近所のもっと新しい建物で多くの日本人が住んでいるところですが、日本語のできるフロントや買物バスがなかったりするところでした。

ということで、当時の住まいの決め手は、建物そのものというより、不動産屋さんの日本語のサポートが受けやすいかどうかというところを重視したことになります。

住んで3か月経ってみて。

他の住まいでは、フロントでもあまり日本語が通じないので、日本人同士のネットワークや翻訳アプリを活用して、加えて一生懸命語学もがんばる感じで暮らしているという話をよく聞きます。また、築年数が新しい建物でも、断水やガスのストップのトラブルが時々ある様子。

こちらでは、日本人同士のネットワークも強いですが、日本語が通じるスタッフが階下に居るので、ネットショッピングやデリバリーで困った事があったりしたときに駆け込むと、すぐに代行で電話して解決してくれたりします。中国語が話せなくても問題なく過ごしていける状態。そして、たまたまかもしれませんが、比較的新しくない建物でも、ライフラインのトラブルは全くありません。

すぐに気軽に日本語でスタッフに聞けるというのは、最大の利点。
でも、逆に、意識しない限り、中国語が聞けて話せるようになるのに時間がかかるというのが最大の難点。

個人的には、数年という短い滞在期間で中国語習得によほど貪欲ということでないなら、日本語のサポートがすぐに受けられる環境がおすすめだと思います。(ライフライン設備の強さ弱さは実はすごく重要ですが、実際に住んでいる人に聞かないと何とも分からないので、知り合いがいない限り事前に把握するのが難しいです。)

一方、私自身は中国語をできるだけ習得したい・現地の方とふれあいたいという気持ちが強いので、日本語が通じる環境からもう少し離れていたほうがよかった気もしています。

また帰国の時期が見えてきたころに、住まいの選び方の軸について再度振り返ってみたいと思っています。

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