神奈川研修生活5日目
5日目の昨日は唯一の休講日だった。
休講日と言っても、試験の勉強をしてくださいということで設けられた1日だった。
それにもかかわらず、ほとんど勉強しなかった。
日中の多くは仕事で時間を費やした。
時間がたっぷりあった休みの昨日だから対応できた案件の電話があり、運には見放されていなかった。
これが普通に研修のある日の出来事だったらと思うと恐ろしい。
芥川賞が発表されたらしい。
私と同じ23歳の方で驚いた。
物書きの端くれ、あるいは末端である私にですら畏敬の念を抱かせた。
華の2001年生まれ、新世紀世代にまた一つ彩りが加わった。
一応私もその中の1人であるから誇りを持って頑張っていきたい。
金曜日についに試験本番を迎える。
試験前日の今日、模擬テストで合格点に達していなかったら目も当てられない。
なんとかなるだろうという慢心が私の足元を掬う。
最後まで緊張感を持って取り組む。
そして有終の美を飾るのだ。