一張羅
秋も深まり朝夕がめっきり冷え込むようになりました。
珍しく時候の挨拶から入りたくなるほど、昨日から急に冷え込んだ。
いつもだと暑苦しいと感じる満員電車が心地よく感じたのはこのせいだろう。
冬はもう目と鼻の先といったような感じで、
手や耳などの末端が悴む。
今年ももう終わりだな。
あっという間に一年が終わる。
新たな環境に行くと全てが真新しく新鮮で、大体一年が長く感じるらしいのだが、今の私はそうではなかった。
むしろ年末特有の今年が終わってしまうことに対しての寂しさが日に日に強くなっている。
こう考えるとこの一年、充実していなかったともとれる。
充実していたのなら、もっと一年が長く感じるはずである。
そこで私は自分を見つめ直す。
ただこなすだけの仕事、ダラダラと過ごすだけの休日になっていないか。
充実した毎日を送ろう。
昨日から新調したスーツを着て出社し始めた。
これだけでテンションが上がった。
我ながらなかなかの着こなしだと思った。
今日もこの一張羅でテンションを上げて仕事していく。