それ全部ちょうだい 続
続きを書きます
↓前半はコレ
最初に結婚した人と10年付き合った人と
今の夫の何が違ったかというと
「それ全部ちょうだい」が言える人だったから
おそらく、前の2人にも言えたはず
でも、言えなかったというか
そこまで自分をさらけ出せなかった
「全部ちょうだい」と言ったら
夫は「全部あげるよ」と言う
小さなものは、オヤツ
大きなものでは、夫自身の人生や持ち物
預金だとか、なんだかんだ
彼はなんでも全部くれるのだそうです
でも、答えはどっちでもいいし
全部くれなくてもよい。逆にもらっても困る
私はただ、それを言える関係を築きたかっただけ
嘘でも、いいよ。あげるよと言ってほしい
何故こういうふうに考えるのかと考えると
大抵のことは親との関係にたどりつく
(昔は色々ありましたが今は良好な関係です)
私は、母に絶対の安心感の元
その言葉が言いたかっただけ
言わせてもらえるような環境に居たかった
実際には、言わせてもらえる環境だったのかも知れないが、私が勝手に遠慮していただけなのかも
今となっては、わからない
これがわかるまで20年近くかかってしまった
知れただけで、解決はしていないのに
水蒸気のように、シュっと蒸発して
気持ちが成仏したような気がします
私の場合は、解決しなくても
その状態を認めるだけで良いみたい
解決したり無かったことにしたい訳でもなく
それを抱えてながら生きて行きたいとも思っている
全部含めて自分の人生で
手ぶらじゃ、つまらない、何かと共に生きたい
背負ってるリュックが空のままだと
バランスが取れない。みたいな感覚
重いリュックは私が望んで持っている
形のないものを、何かで実感したいのだろう
これで終わります