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【現地レポ(スポット)】Luckin coffee 致敬NASA主题店(及びLuckin coffeeの概要・今までの経緯について)
北京も大分春めいてきました。
今日も空気はあまり宜しくないですが19度前後まで気温が上がったのでブラリと市内を散策。
今日も最近たまに利用している「Luckin coffee」の致敬NASA主题店(NASAをインスパイアしたお店?)を訪れてみました。
(店内の雰囲気はこんな感じ)
ちなみに皆さんはLuckin coffee(中国名「瑞幸珈琲」)知ってますか?
2018年に1月に北京で1号店をオープンして以来、同年7月に中国史上最速でユニコーン企業の仲間入り、同年末の店舗数は2000店を突破したコーヒーチェーンです。
当初は「持ち帰り・配送スタイル」と「優待サービス」の二点で大躍進しており、前者については、原則注文をアプリ経由のみで受け付け、店舗内のスペースも限りなく小規模・簡略化することで人力での顧客の応対を最小限に留めコストを圧縮・可能な限り品物の価格を安価で提供、後者は、アプリをダウンロードするとコーヒークーポンゲット、友達を紹介する度にもクーポンゲット、更に毎週決まった曜日にも無料で飲めるクーポンゲットといった形で、ユーザー獲得・市場シェア獲得の為に採算無視で大量のクーポンをばらまく戦略(所謂「焼銭戦略」)を取ってきたことで有名な企業でした。
ところが2020年の4月に幹部が不正会計に手を染めていたことが発覚し、併せて前述の(特に後者の)ビジネスモデルについても持続性において不透明さが露呈し、今に至るまで急激に店舗数を減らし続けています。
そんなLuckin coffeeですが、このNASAインスパイア店はいつ来ても割とお客さんで賑わっており、同社のスタイルに反してスペースも広々とした異端児的なお店になってます。
今日は恐らく春限定メニューの「樱花莓莓胶原酸奶冻(サクラベリーコラーゲンヨーグルトフローズン的な?)」を注文してみました。
アプリ(というかWechatのミニプログラム)で注文して、
出来上がったらアプリ上で通知されてQRコードが表示されるので、カウンターの読み取り機にQRコードをスキャン、自分の飲み物を取っていくというスタイルです。
この樱花莓莓胶原酸奶冻、割としっかり作られている感じがして美味しい、コラーゲンはナタデココ的な食感で良い感じです。
これで21元(約350円)と、やはりスタバ等よりはかなり割安な感じです。
店内には自由に使えるコンセントもあって、Wi-Fiもあり、結構リモートワーク等でも使える(トイレが無いのが難点)ので、無くなって欲しくないお店の一つです。