【約10000字】優先枠多数保有チームクワガノン式優先枠の取り方講座【ポケカ】
はじめまして、チームクワガノンの”うっぴー”です。
チームクワガノン2020年度のチーム活動実績は
・CL東京エクストラ9位(やこぶ)優先枠獲得
・CL東京エクストラ57位(うっぴー)優先枠獲得
・シティリーグシーズン1鹿島3位(たかし)優先枠獲得
・シティリーグシーズン1小山バトロコ3位(うっぴー)優先枠獲得
・シティリーグシーズン1横浜バトロコ5位(むぎ)優先枠獲得
・CL愛知スタンダード35位【8勝2敗】(むぎ)優先枠獲得
・シティリーグシーズン2横浜バトロコ5位(うっぴー)優先枠獲得
・シティリーグシーズン2横浜バトロコ9位(むぎ)予選全勝
シーズン2020は主要メンバーである
むぎ、やこぶ、たかし、うっぴーの全員が優先枠を獲得しています。
今回はそんなチームクワガノンが普段何を考えて調整してるのかつらつらと書いていきたいと思います。
・環境考察編
【CL東京】
CL東京はエクストラで超越ガブギラでズルをしたので省きます。
あまりにもギャグみたいな話なので詳しくはこちら【CL東京2020】間違えてエクストラに応募して環境もなにも知らずにベスト16になったアホの話【エクストラ】【ポケカ】の記事をどうぞ読んでみてください。
しかし、いくらズルをしたと言ってもCL東京の優先枠を持ってなかったうっぴーはやったことのないエクストラをあえて選択し当選率を上げ、次のCLへ繋げたのでこの選択がファインプレーでした。
次回のCLも優先枠が獲得できなくて抽選に人生をかける方はエクストラがあればそちらを強くおすすめします(あるかはわかりませんw)
スタンダードはむぎさんが3神メノコを使用し予選落ち
意識したことは3神ケルディオとレシリザに落さないことでした。
しかしルカメタの急な出現など今までで一番読めないスタン環境でした。
結論 安心安全じゃんけんぽん、シーズン1発目は出ることが大事
【シティリーグシーズン1】
注目したデッキ一覧
10月
第一週 オロヨノ、ピカゼクジラサン、エンニュートLO、3神ケルディオ
第二週 ゴルーグ、ゾロ系統、ゴッパ
第三週 ひかるミュウバレット
第四週 3神ミカルゲ、3神ラフレシア
11月
第一週 タッグバレット、フーパLO
第ニ週 ウルネク、3神シルヴァディ
第二週でメンバー全員のシティリーグが終了したため、レギュレーション変更もあり環境考察は終わりました。
基本的にシティリーグの全ての予選は1戦は落とせるものと考えているので安定感と決まったら勝ちをどこまで天秤にかけるかを考えています。
まず各週の調整の振り返りです。
10月
第一週
CL東京の余韻とオロヨノとジュジュハチのタッグオールスターズ組が混ざり合った環境というイメージです。
アプローチとしてはイカとLOに対してベンチ破壊が強いと思っていたので
ガブギラホミカMMにアローラサンドパンGXを入れたものを好んで使用していました。しかしやぶれかぶれに対するホミカの安定感の無さがいくらシティリーグと言えど許容できるものではなかったため出場を断念しました。
結論 やぶれかぶれに負けるな
第ニ週
オロヨノの150点の打点に対し素で耐えることのできるゴルーグと
そのオロヨノとゴルーグを同時に見れるゾロ系統が目立った週でした。
ゴルーグのやぶれかぶれ連打が展開の速さと相まってゾロアーク以外の全てのデッキに対し非常に強力で
非エクなのに3神に強い、てかタッグ全般に強い、やぶれかぶれ
と三強要素を携え台頭
これによりゾロアークが今後増えるかどうかという考察が始まりましたが
結論は「ゾロアークを握る上手い人がいなさそうなところでゴルーグを握れば優先権は取れる」といった舐めたもので翌週に”たかし”がゴルーグを使用し無事に優先権を獲得できました。
ちなみにゾロアークがいるいない論争でたかしとうっぴーは結構ガチめに喧嘩したけど、たかしがドヤ顔で優先権をとってきたのでうっぴーは悔しがりながら謝まりました。
結論 ゾロアークを避けるたかしのゴルーグ
第三週
さすがにそろそろゾロアークが増えてきてゴルーグも落ち着いてきた週。
この週で衝撃的だったのが高田馬場で優勝したひかるミュウバレット
並ばないというイカのデメリットを抑えつつオロヨノの弱点であるゾロアーク系統に対して強力なプランを用意してある。
まさに勝つべくして勝ったと言わざるを得ない最強デッキでした。
唯一の欠点といえば、レギュ落ちする光るミュウを誰も買いたがらないことでした。
しかし回していくうちに何点か気になる点がありました。
・アゴアクを上手く使ってもゴルーグにやや不利な点(何か見落としがあったのかもしれません)
・めっちゃ流行りそうだからミラーだるい
これを関西の友人に相談したところ
悪タイプであるブラッキー&ダークライGXがどっちも一気に解決してくれるとのことだったので試した結果かなり強かったです。これもう優勝やんけと思いながら当日枠の準備をしてたら翌週に大事件が起きます。
翌週へつづく
結論 ひかるミュウとブラッキー&ダークライGXのSAどこにも売ってない
第四週
前週で触れた大事件がこの週で起きます。3神ミカルゲの登場です。
説明せずもわかる通り3神+高火力非エク×3というサイドレースの押しつけは非常に強力で3:1:1:1を強要されている側はタッグだった場合2:4で試合が終わってしまうため、ベンチ呼びなどで殴れないターンを2ターン作らないと間に合わないという意味不明な暴力でした。
これまじやばたにえんと思いながらひたすら回し
せっかくひかるミュウを買ったのでなんとか使いたいとタッグバレットにフェロマッシまで入れてようやく4割くらい取れるようになったところで、デッキ選択に私情が入っていることにようやく気付きタッグバレットは諦めました。
関西で登場した3神ラフレシアは一度だけ自主大会で使ってかなり感触がよかったのですが(予選3-1でドロップ)やぶれかぶれに弱すぎて無視することにしました。やぶれかぶれが無ければ最強だと思います。
結論 デッキ選択に情はいらない
11月
第一週
環境はすでにタッグバレットか3神ミカルゲか。
従来のタッグバレットが流行るならタッグ悪バレット
でもみんな光るミュウもってるとはあんま思えない
でも色んな種類のタッグバレットがちょいちょいでてきた
そんな週でした。
タッグバレットを選択するメリットはナイトウォッチャーの追加効果で一度決まればほとんど一方的に試合が決まる点。これはシティリーグの予選ラウンドにおいて安定感があって決まれば勝つという非常に贅沢な要素で優先枠を取るのにかなり向いていました。
しかし問題点が一つあるとすれば3神ミカルゲには逆立ちしても勝てないという点です。
逆に3神ミカルゲ側のメリットは
・理不尽なパワーで勝つ
・タッグバレットにガン有利
デメリットは
・オルターを撃てないとパワーがでない
・3神の都合上ゴリ押しに弱い(レシリザ、ピカゼク)
・手札干渉が少なかったのでLO系統に弱い
と言った点でマッチングをパワーでごまかしているようなデッキという初見の雑な感想でした。
しかし決まれば勝ちが追加効果オルタージェネシスのみ
という圧倒的なパワーに魅力を感じ
そもそも"うっぴー"は優先権はすでにあるので安定した予選抜けはそこまで重要ではなくCSPが一番欲しかったので優勝を狙えるデッキを選択することにしました。
これは後述するデッキ選択の大事な考え方です。
結論 決め手はCSP
第ニ週
きたる本番
当日はサイド2-4プランが意味不明なくらい強く、負けた試合もLOとミラーという結果に終わり無事に3位入賞することができ優勝も3神ミカルゲでした。
元のレシピからはレシリザに先1カキされたときの保険にウツロイドを1枚だけ入れてちょっとテクいプランを採用していたのですが
同日優勝したガルシアさんが似たような理由でダゲキとホワイトキュレムを採用していたので強い人はしっかり安定したプランを考えるんだなーと素直に感服していました。
しかしどちらにせよ爆発力が凄まじすぎて使わない択がないくらい凄いデッキでした。
その後、むぎさんとやこぶさんが翌日のハマロコのシティに出場予定だったのでそのまま直で調整場所へ向かいデッキを煮詰めて持ち込みました。
優先権のないむぎさんには考えうる最大パワーのデッキ3神ミカルゲを。
優先権をすでに所持しているやこぶさんには環境がそこから一周先回りしていたときの保険に、3神ミカルゲに勝てるひかるミュウオロヨノというコンセプトのひかるミュウオロヨノウルネクを握ってもらいました。
前日に3神ミカルゲが2会場でTOP4にうっぴー含め4人同時に出現したことから、一体どれだけみんなが意識しているかが小山~横浜の一晩で判断し辛く
仮に3神ミカルゲが大量発生した場合は決勝トナメに一定数いることが予想されるため、それらを全て狩り取り優勝することを目指したデッキ選択です。
基本の動きはひかるミュウ+オーロットヨノワールの先2ナイトウォッチャーを目指します。これだけで大抵のデッキに勝てます。
ミラーは追加効果ペイルムーンの撃ちあいになったあと
相手はひかるミュウで1ターン使ってからエネルギーを回復するのに対し、こちらはイカでエネルギーを回復できるので基本的に有利です。
対3神ミカルゲは3神を落としたあとオロヨノを献上して滅亡の光で3取りを狙えるのでイージーウィンが狙えます。
結果は無事にむぎさんが5-1予選抜けでベスト8優先枠獲得
やこぶさんはゾロ系統に2回当たって4-2でオポ落ちという結果になりました。
環境は前週に自分がやった、タッグバレットに一工夫をして3神ミカルゲを誤魔化すデッキがかなり多かったように見えます。
ごちゃごちゃしすぎるとスタートポケモンが不純物になる試合が頻発し勝率が安定せず、そのほとんどが予選落ちしていました。
結論 強いデッキはプランがしっかりしている、てかマジ強い
こうしてデッキ選択で優先枠を3つ獲得できました。
デッキ選択に関しては皆さんが実は出来てるようで出来てないことを有料部分で触れていきます。
・デッキ選択まとめ
・シーズン1まとめ
・シーズン2考察
・CL愛知環境考察
・シーズン3考察
が有料記事の内容となります。
200円と安めに設定したのでよかったらどうぞ。
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