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ベタでなにより。
「あの店員さんめっちゃキレい」
「シャニカマのセンスってベタやなあ」
今日のランチで同期の小田切から言われた一言です。
数少ない人間界隈の同期に言われた、何の遠慮もない、陰謀もない、裏も表もないシンプルな感想。
「ベタやなあ」
悔しいですが、「悔しい」と思ってしまいました。
確かに客観的視点から「ベタだ」と言われてしまえばそれまで。
私がいくら「俺はベタじゃない!」と叫んだところで、「ベタ」とは客観的に多数派であることを指すので、暖簾に腕押しなのです。
苦し紛れに「まあ、ベタな美女が好きでも、年齢層は幅広いけどな!」と言っておきました。優しい小田切は「そうやなあ」と言ってくれました。
私は「ベタ」なのでしょうか。
多分、そうなのでしょう。
わざわざ「変なやつ」を演じる節はありますが、それは「ベタ」の裏返しです。ベタだからこそ、変なやつであろうとおどけるのです。
しかし、ベタで何が悪い。
ベタだからこそ、面白いものが作れるんです。
俺はベタだ!
そんなnoteを書いていると、また目の前で小田切が「でもシャニカマって女の子とか服はベタやけど、中身はベタちゃうやん」と、謎のフォローを入れます。
いや、ベタなんですよ。
逆にいうと、ベタから変になりたい今が最強なんです。
最初から変な人というのは、「何が変なのか」ということに対して理解がありません。そのため、自分の立ち位置がわからないまま、ただただひた走っているうちに大気圏を突破し、友達や恋人を失うことにつながるのです。
変すぎて誰も近寄れない人いるでしょ?
それじゃダメなんです。
真面目なくせに変な人になりたい人間というのは、バランス感覚があるんです。真面目も、なりたい「変」も理解しているから、自分がその中点に立てているか、転んでしまわないかを把握できるのです。
優秀な芸人さんは放送コードを守って笑いを取り続けます。
長く結果を出せるのはバランス感覚があるからです。
単発の成功なら普通の変なやつでもできるかもしれませんけど。
だから、本質的に言うと、人間は「面白くて 変なことを 考えている(真面目な人間)」なのです。
こうじゃなくて。
こう。
またつまらぬクソコラを作ってしまいました。
会社が買ってるイラレのアカウントを使って。。。
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