【マスターデュエルseason13 ダイヤ1】叢雲ダイーザ
叢雲ダイーザでダイヤ1まで到達しました。
season13を叢雲ダイーザでダイヤ1到達したという報告は私が探した限りなかったため、叢雲ダイーザを愛する同士たちの参考になればと筆を執りました。
レシピは以下です。
後攻ワンショット型の叢雲ダイーザもありますが、私が使っているのはメタビートのギミックを混ぜた先行型です。
「先行での勝率を極力上げつつ、後攻でもたまに勝てる」というバランス感覚で組みました。
コイントスは気合で勝ちましょう。
制圧モンスター+罠で相手を封殺しつつ、制圧モンスターでそのままチマチマ殴って勝つ or 除外ゾーンが肥えてムキムキになったダイーザで本当の暴力をお見舞いするのが基本的勝ち筋です。
後攻時は拮抗勝負を気合で引いてなんとかします。
ドロソが豊富なため、割と引けます。
また、拮抗勝負以外の各種罠カードで捲れることもあります。
ここからはカード一枚ずつ採用理由を書いていきます。
<紅蓮魔獣ダ・イーザ>×3
このデッキの核でもあるし、事故要因でもあります。
除外ゾーンが肥えていない序盤は引いても役割を持てないため、中盤以降に引きたいカードです。
そのぶん中盤~終盤で素引きした時のドーパミンの出方はヤバいものがあります。
ダイーザをドローしたときの気持ちよさのためにこのデッキは存在します。
ダイーザを引けるかどうかが勝敗に直結するため、除外された枚数は常に数えるようにしましょう。
<ライオウ>×2
制圧モンスターその1です。
ほかの制圧モンスターに比べて制圧性能が低いため、入れるかどうかは好みが入ってくると思いますが、現環境で多く見られる【ふわんだりぃず】に思いっきり刺さるので私は2枚採用しています。
<フォッシルダイナ・パキケファロ>×3
制圧モンスターその2です。
その制圧能力は凄まじく、【ふわんだりぃず】以外のデッキは先行でコイツを置いておくだけで何もできなくなります。
ただ、攻撃力が1200と低いため、ちょっと打点の高い下級には殴って突破されます。
現環境だとアルベル・フラクトール・莫邪などが仮想敵になるかと思います。
なので、コイツを守るための罠は大量に投入してあります。
<インスペクト・ボーダー>×3
制圧モンスターその3です。
こいつを先行で出すだけで大半のデッキは機能しなくなります。
特に【ふわんだりぃず】に爆刺さりするのが嬉しいところです。
しかし、烙印融合やリンク初動鉄獣などは止められないため、パキケファロと同じく罠でのバックアップはないとちょっと頼りないです。
制圧モンスターを出す優先度はボーダー≧パキケファロ>ライオウです。
基本的にボーダー優先でいいですが、パキケファロのほうが制圧性能は高いため、パキケファロを守る罠が充実している場合はパキケファロを出す場合もあります。
パキケファロよりライオウを優先するのは相手が【ふわんだりぃず】だとわかっているときだけになるかと思います。
<機巧蛇 叢雲>×3
除外ゾーンを肥やすためのキーパーツです。
②の破壊効果で妨害を踏む役割を果たしてくれたりもしますし、使い所が多いので3枚投入必須だと思います。
一応、複数枚引いた場合はランク8ギミックが使えます。
<強欲で謙虚な壺>×2
準制限なので2枚積みですが、本来3枚積みたいカードです。
特殊召喚できなくなる制限がつきますが、叢雲くらいしか特殊召喚するモンスターはいませんし、叢雲は相手ターンでも特殊召喚できるので大した障害になりません。
後攻時はこのカードで拮抗勝負を引くのをお祈りするという状況が頻発します。
<強欲で貪欲な壺>×3
除外枚数を肥やしつつ2ドローできるダイーザと相性最高のカードです。
当然3積みでしょう。
OCGと違ってマスターデュエルではこのカードが3枚積めるのがいいですね。
インスペクト・ボーダーを引けている場合、ボーダーを召喚してから撃つことでうららを食らうことがなくなります。
<強欲で金満な壺>×3
こちらも除外枚数を稼ぎながら2ドローできるダイーザと相性のいいカードです。
除外枚数がやや物足りないですが、デッキからダイーザを除外してしまうリスクがないのが嬉しいところ。
基本的には強貪より強金のほうが撃つ優先度は高いです(うららで強金を止められたとしても強貪を続けて撃てるため)。
<聖なるバリア ミラーフォース>×3
後攻捲り用兼パキケファロを守る用カードです。
この枠に昔はエアフォースを入れていましたが、高打点下級をバウンスしても次のターンまた召喚されるため、パキケファロを守るという役割を考えるとミラーフォースのほうが優れていると判断しました。
現環境で破壊耐性を持っているカードは承影とプロートス(と烙印開幕あるときの融合モンスター)くらいですし、墓地に送られたときに効果を発動するカードもそんなに多くないところを考えると、環境的にもミラーフォース優位かなと思っています。
<拮抗勝負>×3
後攻時はこいつに全てを託します。
各種ドローソースでなんとしても持ってきましょう。
相手がバロネスを構えていたり、神宣を構えていたりする場合もあるので、2枚引けると盤石です。
<ドラグマ・パニッシュメント>×3
パキケファロを守るためのカードです。
後攻捲りにも使えます。
前はこの枠に強制脱出装置を入れていましたが、エアフォースよりミラーフォースを優先したのと同じ理由でドラグマ・パニッシュメントをを採用しました。
ヌトスがない場合は強制脱出装置でもいいと思います。
<神の宣告>×3
「パキケファロを守るために相手の通常召喚を止める」「羽箒から伏せカードを守る」「烙印融合を止める」など様々な役割を持つカードです。
とにかく汎用性が高いので3積み必須だと思います。
<神の通告>×3
神の宣告と同じく役割の多いカードです。
先行時の制圧にももちろん使えますし、後攻時も捲りに使えたりします。
活躍シーンは多いでせう。
<大捕物>×3
パキケファロ守る兼後攻捲り用カードです。
破壊耐性持ちもこのカードがあれば処理できます。
エルドリッチ、ブロックドラゴンなどのキーカードに撃つことができれば相手は爆発します。
エクストラデッキはテキトーです。
ドラグマパニッシュメント用のカードとランク8ギミックを突っ込んでいます。
ダルクとライナはとりあえず入れましたが、出したことは一度もありません。
その他、採用候補だったけど見送ったカードについても書いておきます。
<マクロコスモス>
間違いなく強いんですが、今はあまり墓地利用するデッキが環境にいないため抜きました。
墓地利用するテーマが増えてきたら再投入するかもしれません。
<閃光の追放者>
マクロコスモスと概ね同じ理由で採用していません。
環境次第ではライオウよりも優先されると思います。
<各種手札誘発>
今の環境、手札誘発を投げても止まらないことが多いと感じたので、拮抗勝負と各種罠で捲る構成にしました。
<サンダーボルト・ライトニングストーム・羽箒・パンクラトプス>
いずれも後攻の動きを強化するカードですが、これ以上後攻に寄せると先行で勝ちきれないことが多くなってくるため試行錯誤の末抜きました。
<百万喰らいのグラットン>
各種壺や叢雲でダイーザ用除外肥やしは十分だと感じたので抜きました。
解説は以上になります。
先述したとおり「先行は極力勝って、後攻でもたまに勝てるように」というバランスで組んでいるので、気合で先行を取りましょう。
先行をとれば【ふわんだりぃず】、【烙印デスピア】、【天威相剣】、【@イグニスター】どれにも有利です。
後攻でも拮抗勝負を引ければ五分五分くらいまで持っていけますし、粘ればダイーザの超火力で無理やり勝ちに行くこともできます。
楽しいし強いデッキなのでみなさんも使ってみてください。
ちなみにseason12は神碑が流行りすぎていてダイヤ1まで上がれませんでした。
このデッキ、神碑には基本的に勝てません。