上海先生のゼロから学ぶコンカフェ教室
上海と申します。
アニメオタクをしたり、アイドルヲタクをしたり、コンカフェ巡りをしたりしている一般人です。
今回は、タイトルどおり「初めてコンカフェに行く人」や「コンカフェに興味を持っている人」に向けて書いています。
はじめに
今回の記事は、とにかくわかりやすさを重視したものです。
ですから、こまかい部分をかなり省略しています。
「コンカフェってなに?楽しいの?」とか
「コンカフェ行ってみたいけどどうすればいいの?」とか
そんな声を受けて書いている記事です。
そもそも諸説ある部分が多い分野なので、ざっくりとした世界観を知るきっかけぐらいにしてもらえればなーと思います。
#今日も予防線を張るオタク
#予防線検定1級持ってます
そもそもコンカフェってなに?
コンカフェは「コンセプトカフェ(concept cafe)」を略したものです。
なんらかのコンセプト(テーマ・世界観)をもとに作られたカフェで、メイドカフェも広いくくりではコンカフェに含まれます。
「メイドがコンセプトのカフェ」ということです(※諸説あります)
いきなり余談ですが、みんな大好きスターバックスは「家でも職場でもない第3の場所」をコンセプトにしたカフェです。実質コンカフェ。
コメダは「街のリビングルーム」をコンセプトにしています。実質コンカフェ。
実際コメダはそのコンセプトにそって作られているので、座席や座席間が広く、リビングルームのようにくつろげるようになっています。
そして基本的にはどのコンカフェも、そのお店が持つコンセプトにそった内装や制服や接客やメニューによって、独自の世界観を作りだしています。
コンカフェの種類
大きくわけて4種類です。
①コスプレ系
メイド、小悪魔、執事、和服、サキュバス、男装(女装)など、特定の職業やコスプレなどをコンセプトにしています。オタクくんが「コンカフェ」と聞いてまずイメージするのがこのコスプレ系です(#偏見じゃん)
②動物系(ゾオンアニマル系)
ネコ、柴犬、フクロウ、ハリネズミといった動物たちとふれあえるカフェです。
③コラボ系
特定のアニメやゲーム、映画などとタイアップしたカフェです。
基本的には期間限定の出店ですが、なかには秋葉原のガンダムカフェのような常設のお店もあります(閉店しちゃったけど)
④独自系
上記3種類のどこにも属さない、独自のコンセプトを持つカフェです。
前置きだけでだいぶ長くなってしまいましたね。ここからがいよいよ実践編です。
実践編①お店の選び方
お店の選び方は、大きくわけて3パターンです。
①くわしい知り合いにおすすめを聞く
できればこれがベストです。
最初はその知り合いといっしょに行ければなおよし。
②ネットで調べるぼっちくわしい知り合いがいなければ、この方法がおすすめ。SNSやホームページでチェキを撮りたい気になるキャストさんや料金システムなどを調べてから行きましょう。
③街なかでビラ配りをしているキャストさんについていく
コンカフェ自体が初めてであれば、あまりおすすめはできません。
もしこの方法を取るのであれば、まずはビラをもらっていったん離れ、料金システムだけでもチェックしてからお店に入るようにしましょう。
ぼったくりを避けるためというよりも、自分の予算内でどの程度楽しめるのかを確認するためです。
実践編②もちものと予算
もちものは基本的にはありません。
ただし、お酒やシーシャ(水たばこ)を提供しているお店では、年齢が確認できる身分証が必要になることもあります。
予算はお店にもよりますが、1時間2,000~3,000円程度が目安です。
実践編③コンカフェの基本システム
時間ごとに「チャージ」と「オーダー」が必要になります。
①チャージ
席料です。時間ごとに一定の料金がかかります。
今回は、いわゆるコンカフェに多い1時間500~1,000円程度の「時間チャージ制」を想定して解説しますが、40分2,000~3,000円程度の「飲み放題制」や、入店時のみ課金される「入店料制」などもあり、お店によってさまざまです。
②オーダー
チャージ時間単位ごとに、なんらかのメニューを注文します。
「500円以上のドリンクもしくはフードに限る」など、オーダーする商品に一定の制約があることがほとんどです。
チャージとオーダーを合わせた1チャージ1オーダー制であれば1時間1,000~2,000円程度が基本料金の目安になります。
実践編④入店後の流れ
案内された席に座ったら、まずはルール説明を受けましょう。
コンセプト、料金システム、禁止事項などを教えてくれます。
次はオーダーです。
好きなドリンクもしくはフードを注文します。
初めての来店であれば、チャージ料が安かったりチェキが付いてきたりする「新規限定セット/はじめてさんセット」を利用するのがおすすめです。
あとはそのまま、キャストさんたちとのおしゃべりを楽しみましょう。
定期的に話しかけに来てくれますが、特定のキャストさんとゆっくりお話ししたいのであればアミューズメントを追加します。
実践編④アミューズメント
追加料金を払うことで、
・チェキを撮る
・オムライスにケチャップで落書きをしてもらう
・キャストさんにフードやドリンクをプレゼントする
といったサービスが受けられます。
アミューズメントを追加することで、特定のキャストさんと、通常よりも長い時間お話しすることができます。
通常の会話時間は3分から5分程度で、アミューズメントを追加したときはその倍ぐらいの時間です。
#あくまで目安です
#お店によって大きく異なります
料金はチェキが500~1,000円程度、オムライスが1,000円程度、フードとドリンクは「プレゼントする商品の値段+500~1,000円程度」が目安です。
よくある質問
Q:アミューズメントって絶対追加しないといけないんですか?
A:追加の「必要」はありません
特に初めてであれば、無理に追加せず、雰囲気をつかむことを重視してもよいでしょう。
ただし「キャストさんはアミューズメントが追加された席を優先するシステムになっている」ことには注意が必要です。
#システムです
#システムなんです
お店側も、なるべく公平になるように、アミューズメント時間を計るためのタイマーや砂時計を用意しています。
それでもタイミングによっては、キャストさんが全員アミューズメント中の席にいて、誰ともお話しできない時間が流れることもあるでしょう。そんなときは、ドリンクでも飲んでゆっくり待ちたまえ(誰だ)
「全然話せなくて不公平だ」なんてことを言う人もいますが、追加オーダーをした人としていない人が同じサービスを受けていたら、それこそ不公平だと僕は思います。
例えるなら新幹線の指定席と自由席のようなものです。ドリンクでも飲んでゆっくり待ちたまえ。
Q:退店するときはどうすればいいですか?
A:キャストさんに申し出てお会計をしてもらえばOKです
自動延長制のお店が多いので、自身でチャージの基準時間を把握しておきましょう。忘れてしまっても、伝票に書いてある入店時間で確認できます。
Q:上海えもーん!キャストさんと会話が続かないよぉー!
A:SNSを活用しましょう
多くのキャストさんはSNSアカウントを持っています。
プロフィール文や投稿から好きなものや特徴的なできごとを見つけることができれば、会話のきっかけのひとつになりますよ。・・・たぶん。
おわりに
冒頭でも触れましたが、今回の記事は「初めてコンカフェに行く人」や「コンカフェに興味を持っている人」に向けて、ざっくりとした世界観を伝えるためのものです。
もし疑問や質問などがあれば、なんでも気軽に聞いてください。
そして、コンカフェの楽しみ方は、お店のシステムや個人の趣味嗜好によっても大きく変わります。
僕自身は毎回チェキを撮っていますが、まったくアミューズメントを追加せずにエンジョイできている人もいるので、自分に合った楽しみ方を見つけることが肝心です。
それでは、良きコンカフェライフを!