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中国の子の暗記力

冬休みの宿題。アプリを使うようになってからというもの、宿題を休みの最後まで溜めて一気にやるというコトができなくなった。先生がアプリで提出日時をコントロールするからだ。提出時間を過ぎてもupしてないと、we chatのグルチャですぐに名指しされ、催促されるというシステム。子どもの学校が休みの間くらいデジタルデトックスでもしたい気分だが、中国でそれはありえない。休みほど、先生からアレやコレや連絡が来る。明日は、保護者向けの教育講座があるから、それを見て感想を書いて提出しなければならない。ゲー🤮そう、親への宿題😓

冬休みの宿題でやっかいなのが、国語の詩などの暗記。来学期の教科書に出てくる詩や古文を丸暗記しなければならない。まーまーの量と内容。そして目をつぶって暗誦して動画に撮ってアプリにupするまでが宿題…😨暗記が得意な子にしたら、簡単な宿題かもしれないが、うちの子は苦手中の苦手で。。中国の子たちは暗記が得意なのか?!と思うくらい暗記量が多いし早い。思えば幼稚園の頃から、唐詩三百首なんて覚えてる子がゴロゴロいた。小学校から国語は暗記科目かというくらい、教科書の内容を暗記させられてきたヨ。。さらに驚いたこと。国語のテストの最後は作文。この作文も、復習期間中に、テストに出題されるテーマを想定した模範作文を暗記するのだ!!えー?どゆこと??作文というのは自分の考えを自分なりに書くんじゃないの??点数が取りたければ大間違い!!!自分の語彙や構成で書くのではなく、素晴らしい比喩や的確な表現・成語が散りばめられた文章で書かれた作文が点数を取れるのだから、そういう模範的な作文を覚えて、まんまそう書くということ。学霸(頭の良い子)たちは、いろんな種類の模範作文が頭にストックされているらしい。。すごい。

もう夜だけど今日中に、詩経を暗記しなければ。。発狂しそう… 

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