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6月1日より、EMS(国際スピード便)が値上がり
(1月29日付)日本郵便株式会社より、「内国郵便の料金割引の変更及び国際郵便料金の改定」というタイトルでプレスリリースを発表しました。こちらの改定は、6月1日より実施される模様です。この中で注目すべきは、6番目に記載されている「国際郵便物の料金の一部改定」の内容です。
⑴EMS(国際スピード郵便)の料金を300円〜500円引き上げます。また、300gの重量区分が廃止します。
⑵国際船便小包郵便物の第1地帯(東アジア)の料金を100円〜1,550円引き上げます。
今回の改定により少なくとも、EMSを利用して並行輸入をおこなっているソーシャルバイヤーの代理購入や日本のECサイトの商品を代理発送する海外転送会社にとっては影響になるだろうと言えます。
【EMS料金改定】
【国際船便小包郵便物料金改定】
今回の料金改定の理由は、日本国内の郵便物が減少傾向にあり、日本郵便では物流の再編や効率化を図っているものの、労働力不足によるコストアップや高齢化等に対応するため負担が増大してしまった。また、国際郵便は、海外の郵便事業体に支払う配達費用も増加し、採算性が取れなくなっているそうです。だから、郵便の安定的なサービス提供を維持するため、料金改定に踏み切りました。