究極のキーボードを5か月使った感想
※この記事は宣伝ではない。切実に素晴らしいから紹介したいだけ。
在宅翻訳者の僕は毎日キーボードを使う。
毎日8時間タイピングすると、肩が凝るし、手首が痛くなる。
翻訳を始めてしばらくはノートパソコンのキーボードを使っていた。少し忙しくなったとに、eBayで↓の安い外付けキーボードを買った。プロっぽい感じがしてワクワクした。
数か月後、肩こりに悩まされていたため、Microsoftの人間工学キーボードに買い替えた。右手と左手が分かれているデザインで、傾斜がある。中央が少し高くなっているで手を少し内側に向けてタイピング。確かに、平たいキーボードよりは肩と手頸への負担が少し軽くなった。
このキーボードは約2年使い続けた。
数週間でキーの印字が禿げてしまったが、タッチタイピングするのがが大前提なので、大した問題ではなかった。
しかしそれでも肩に違和感を感じ始めた。その最大の理由は、ナンバーパッドが左側にあるため、マウスを使う時に右腕を外側にひねる必要があるから。大した角度ではないが、毎日何度もひねるとだんだん痛くなってくる。
そんな時に出会ったのが、現在使っているErgodox EZという究極のキーボード。
世界一最高のキーボードだと思う。その理由を説明したい。
体に合わせて自由に動かせる
こちらもスプリット型だが、完全に分割されている。キーボードを半分に切って、ケーブルで繋げた感じ。間隔はもちろん、角度も自由自在。自分の肩幅に合わせられる。これで正しい姿勢でタイピングできるようになり、肩こり、手首の痛みを解消できた。
親指で6個のキーを押せる
Ergodox EZのもう1つの特徴は、親指が大活躍すること。普通のキーボードだと、親指が押すのはスペースバーだけ。Ergodox EZなら、片方の親指で実質3個のキーを押せる。つまり、両方の親指が6つの役割を果たせるようになるわけだ。これだけで効率がアップする。
上は現在のレイアウト。自由に変えられる。
画期的である。親指クラスターには他にも各3つのキーがあるが、親指では届かないので人差し指で押すことがほとんど。それでも非常に役に立つ。
よく使うキーを考えてレイアウトに組み込めるのが素晴らしい。
ワンタッチで複数のキーを押せる
さらに、Ergodox EZは自分でキーを入れ替えできる。例えば僕は左上のキー(ESCの位置)をCtrl+Sにしてあるため、ワンタッチで保存ボタンが押せる。
字幕を作成するとき、話者が変わるたびに「Enter+Shift → ダッシュ → スペース」という一連のキーを押さなければならないのだが、Ergodox EZでは一つキーを押すだけに設定できる。ここも効率アップ。
複数層のキーボードを作ることもできる。
誰でも設定できる
キーを一つ一つ思い通りに設定できるのだが、設定を変えるのも超簡単。プログラミングの知識は不要。レイアウトを視覚的に変えられる。ちなみに現在のレイアウトはこちら。
もちろんバックライトもあり、きれいに色が変わるのでスタイリッシュなのも嬉しい。キーのスイッチも好きなものを選べる。軽く押せるスイッチを選んだので指への負担も軽くなった。
それなりに高いキーボードだが、コスパは大満足。このキーボードに使い慣れた今は、他のキーボードは使えない。Ergodox EZは快適すぎる。使いやすすぎる。
どれくらい効率が上がったか
字幕の仕事は33%、別の仕事は40~60%効率アップ。
効率が上がったのは、以前は複数のキーを押さなければできなかった操作が、1つのキーでこなせるようになったから。そして親指が役に立つようになったからである。
デメリット
5か月使い続けた今ではデメリットはないと思うのだが、やはり、初めて使う時には練習が必要だ。タッチタイピングができなければそれをマスターしてから購入すべき。これまで眠っていた親指を起こすのに少し時間が掛かるかもしれない。幸い、Ergodox EZは練習ソフトを無料で提供しているので、毎日コツコツ練習すれば正確にタイピングできるようになる。実際僕の正確さとタイピングのスピードは使い始めて約3週間で以前と同じ水準に戻った。その後はどんどん早くなり続けていると思う。
もう一つデメリットは価格だが、仕事でずっとタイピングしている人は絶対満足できると思う。個人的には納得できる価格だと思う。会社としてもとても良いと思うし、カスタマーサポートもしっかり対応してくれる(英語だが)。
間違いなくオススメだ。
ちなみに僕の実際の作業場はこんな感じだ。少し散らかっているが気にしないで欲しい。白いのは熱して変形できるプラスチックで作ったリストレストだ。