【CQトリップ】伊是名/伊平屋をめぐる島旅
ローカルフレンドと現地の暮らしに溶け込む旅ができる「TRAPOL」と、カーボンニュートラル社会の実現に向けたプロジェクト「CQ」のコラボ企画。
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CQとは? 高めよう脱炭素指数!
『CQ』とは、ゼロカーボン社会に向けた行動変容を呼びかける共同プロジェクト。誰もが身近なところから行動を起こせるよう、ショッピングや旅行、音楽、スポーツなど身近なことから環境課題に向き合い、個々人が行動を変えていくことを目指すプロジェクトです。
CQ Twitter:https://twitter.com/CQ_carbonN
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今回は沖縄にある伊是名島と伊平屋島へ訪問して、現地のローカルフレンドたちと一緒に、旅行を通じて脱炭素に取り組む必要性について考えました。
参加メンバーは自分とかかわりのある大学生たちや、シェアハウスの住人、オンラインサロンのタビゼミの興味あるそうな人たちが中心。
伊是名島でCQトリップ
伊是名島へは3度目の訪問。いつもは伊是名島を拠点として、無人島へキャンプへでかけるため、島へ泊まるのは初めて。フェリー乗り場からすぐにある「民宿 美島」へ宿泊させていただきました。
クルマを島へ持ち込んだり、レンタカーを使う予定がない人は、こちらの民宿を起点にして、レンタサイクルで島の自然を楽しむのもいいですね。
実際に今回の旅行でも、旅程にサイクリングが組み込まれていました。観光地を自転車でまわるのは脱炭素にもつながりサステナブルツーリズムとしてもGoodなアクティビティです。
島1周サイクリングの予定でしたが、綺麗な海やスポットをみつけては立ち止まり、服のまま海に飛び込んだりしていたおかげで、結局は半周ぐらいで終わりました。
チームにわかれてのアクティビティでは無人島に上陸したり、伊是名島を散策してスムージー作りをしたりと、各々楽しみました。
自分は無人島に上陸。こんな短期間に同じ無人島に3回もくるとは思わなかったけれど、いつきても海がきれいで遠浅な無人島。
晩御飯はレストハウスかみやまにて。こちらの店舗は沖縄風のメニューが中心で、そば1つとっても定番の沖縄そばの他に、モズク入りそばや、カレーそばなどがあります。
エイサーを体験したいとの参加者の要望をききつけ、島の方々が急遽エイサーの太鼓をもってきていただき、みんなでエイサー練習会。
予定にないからこそ生まれる余白の時間を使った感動体験。ただスケジュール通りの答え合わせの旅行じゃないのがTRAPOLの魅力。が、そもそもTRAPOLの企画旅行で予定通りスムーズに進んだことなんてあったかなという気もしますが。
伊平屋島でCQトリップ
伊是名島から伊平屋島までは島同士が隣あってるにもかかわらず、本来は船がでていません。島を移動する際は、伊是名島→沖縄本島→伊平屋島と経由して船を乗り換える必要があります。
隣同士の島なのに船がでてない理由は興味がある方は調べてみるといいかもしれませんが、簡単にいうと「昔から仲が悪い」から。
が、今回はなんと伊是名島→伊平屋島の直行の船を伊平屋島の方々にだしていただき移動させていただきました。
公民館で伊平屋島の方々の自己紹介や、島の特徴などを聞きながら昼食タイム。その後はビーチクリーンを参加者全員 + 島の方々と一緒に実施。
ちょっと炎天下すぎたので、次やるときは夕方ぐらいにビーチクリーンして、そのままみんなでサンセットを眺めるとかでもいいかもと思いました。
夜は公民館の庭で島の方々と一緒にBBQ&バイキング形式で島の方々がつくってくれたもずくやお肉、やきそばなんかをいただきました。
ゆるっとした時間の流れで、夕日をみにいきたい人たちは夕日をみにいき、星をみたい人たちは目の前の海の近くで波音を聞きながら星を眺める、そんな夜。
夜はそれで終わりかと思いきや、TRAPOL×CQの企画ならではのサプライズが。島のスナックを貸切2次会をしていたところに、前日まで一緒にいた伊是名島の方々が船をだし、参加者たちに会いにきてくれました。
伊是名島と伊平屋島の方々が肩を組んで歌っている姿には、なんともいえない嬉しさが。これをきっかけに過去は過去、今は今。そして未来は未来とわりきって、島同士の交流がさかんになっていくと嬉しいですね。
旅行の最終日は伊平屋島のフォトスポット巡り。シーサーだったり。
展望台から洞窟まで、普通に島にきたら立ち寄るのがなかなか難しそうな場所も、ローカルフレンドが丁寧に考えてくれた効率よくまわる順序でいろんなところを巡りました。
旅行の最後はフェリー出航のお見送りで締め。島の方々がお見送りにきてくださり、別れをおしみながら、全旅程を終了しました。
今回の旅行で感じたこと
ただただCO2の排出を抑えたいだけなのであれば、飛行機や船、ときにはクルマを使う旅行なんていかないほうがいい。
でも、それだと今回のような伊是名島と伊平屋島の架け橋になるようなことは生まれなかっただろうし、そもそも参加者たち同士のつながりも生まれなかった。
なにより旅を広める活動をしている身として、「旅/旅行をしない」という選択肢は考えていない。
ではどうするべきか、旅行中に使用したCO2と同等のCO2の排出を減らす「カーボンオフセット」に旅行中に取り組んでみるとか、旅行中だけにとどまらず普段の生活の中に脱炭素をとりいれるとか。
旅には旅の効能がある。旅することが地域のためになる、そんなかっこいい旅人になろう。をテーマに活動しているサステナブルツーリズムのメディア「サスタビ」を運営する身として、あらためて実感しました。