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第一回講義「これからの日本の働き方はどうなる?」

初めまして皆様、株式会社SHANANAMIL(シャナナミル)の代表取締役の池上貴大と申します。

主に企業・個人のプロデュースや様々なコンサルティング事業をメインに

弊社でも建築事業・人材サービス事業・飲食店経営事業・投資関連事業を行っています

現在日本の経済は大きな転換期を迎えていると私は思っており、働き方も今までのセオリーが通用しなくなってきてます。

つまりどうゆう事なの?というとインターネットの波がすごい勢いで押し寄せ「弱肉強食」の世の中から「適者生存」の世の中に変わりつつあるという事です

時代の変化に適応したものが生き残り、変化を受け入れられないものは淘汰されていく事になるでしょう。代表例を挙げるとユーチューバーなどの台頭してきた職業がまさにそれです。

ここで大切なのが個人の「考える力」です

今回のコロナウイルスで失業された方や給料が減給になった方も沢山おられるかと思います。

この経験から、気づきを得て副業や資産運用をスタートした方も多くおられますが「考える力」や「先のリスクを予想する力」が元々備わっていた方々は今回のパンデミックにも元々備えがありそこまでダメージが無かったと思います

要するに会社員の方は会社だけのキャッシュフローをあてにせず、「この仕事がいつまでもあるのだろうか?」「もしクビになった時にどうなる?」「事故などに遭い働けなくなった時にどうなる?」と可能性のある不幸は全てノートに書き出しそれに対する解決策を考えておきましょう。

これは自営業の方にも当てはまります

株式相場の世界では有名な言葉があります

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っていけばその内一つのカゴが割れてダメになってしまっても、他のカゴの卵は影響を受けずに済むという事です。*卵というのは資産のことです

これは株に限らず事業にも同じことが言えます

起業したての方は、まずはスタートしたビジネスを成功させてください

事業を成功させるには、様々な要因が絡みますのでその仕事でのプロフェッショナルであれば成功できるというような簡単なものではありません

つまり起業したての方は、専門家として高いスキルが発揮できれば仕事は自然とついてくるという考え方は危険です

ではどうすれば良いか?

「プロフェッショナルが経営センスを身に着けることです」

本をたくさん読み、たくさんの人と触れ合うことでそれは培われます

あるいは、自分に経営センスがなく、それを身に着けることもできないのであれば、プロ経営者とタッグを組めばいい。

特定分野のプロフェッショナルと経営のプロフェッショナルがM&Aをするようもので、M&Aによって職人や親方と呼ばれる自営業者がプロ経営者によって経営され、かつ資金力も豊富な企業と力を合わせれば大きく伸びる可能性もある。

そうして試行錯誤し、一つのビジネスを成功させることでその成功体験が自信を生み出し次のビジネスに活かせれば良いのです

これをビジネス用語では「リスクヘッジ」「リスクマネジメント」と呼びます

先ほどの卵の話に戻りますが、こうして会社を大きくしていくというのも一つの手法として覚えておくといいかもしれません

次に日本人の仕事に対する気質に触れてみたいと思います

私自身も現在、建設現場で仕事をすることがあるのですが頻繁に目にする光景で親方や先輩職人が後輩に対して厳しく指導する場面を目の当たりにします

この光景でありがちなのが先輩が後輩に対して「技術は見て盗め」スタイルが未だに多くあるということです。

これはなんなんだろうと考えた時に、結論付けたのは日本の職人文化に起因すると思いました。

例えばこれが鳶職の足場屋さんだと仮定しましょう、先輩職人が作ったマニュアルによって指導するのではなく「見て盗め」のやり方だと丁寧に時間をかけて教えるよりも効率が悪いのは火を見るより明らかです。しかしそんなことは先輩職人も十分気づいているはずです

では何故?その教育を貫くのかと考えた結果、結局先輩職人が自分の立場を危ういものにされたくないからではないかと思います。自分が過去そうやって教えられてきて何十年もかけてやっと一人前になれたのに誰でも簡単かつ短期間でそのスキルを身につけられてしまったら、自分の存在価値が薄らいでしまう。

別の言い方をすれば、自分の既得権益を守るため、わざとノウハウの共有化、標準化を進めないのです。

これは戦後教育の何度も反復して知識吸収するやり方の文化がまだまだ現代の日本の働き方に根付いている証拠だと思います。

このようなやり方だと短期間で会社の全体のレベルの底上げは不可能です

日本のGDP(国内総生産)現在3位にありますが数年後には転落するでしょう

その要因の一つとしてこのような教育論があると思います

そうならないためには、ノウハウの共有を全社員で行い全ての組織が徹底すれば、日本企業の生産性はまだまだ向上すると思います。

次回はマーケティング講座を行いたいと思います

読者の方からのリクエストでこういった記事の内容が読みたいという風にコメントでいただけたら参考にしたいと思います^^

それではまた次回お会いしましょう^^






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