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第9講義「借金1億円を背負った元落ちこぼれ、26歳社長の波乱万丈な人生語ります」エピソード⑤[起業編]

こんばんわ

今日も頑張ります‼︎

前回の続き


ふらっと入ってこられたお客様は、

聞けば、

某大手フィットネスジムと、ラウンジ経営をされる社長さんでした

ここではO社長と呼ぶ事にします

僕は、店内でお酒が飲める事を伝えると、その方は入ってこられて、しばらくお話しを聞かせて頂きまた、別のお店に飲みに行くと仰られて僕のお店をあとにされました。


この時僕は、自分との会話に手ごたえを感じた訳ではありませんでしたが、また来て頂ける確信はありました


その方は次の日も来て下さり

「昨日は楽しかったからまた来たわ」

と言って頂き、それから頻繁にお店に通ってくれるようになりました

その方と話しをするにつれ僕は、ラウンジ経営に興味を持ち、少しして今度は、今まで全く経験のない水商売を始める事にしました。

このビジネスに関しては、あまり深く考えませんでした。つまる所、唐揚げ専門店のようなパッケージを作り込むブランディングには意味がなく「可愛い女の子」を目当に来るお客様が殆どですので、今回は僕はお店を作って環境を用意して完全に人任せにしました

この時は、僕の経営する唐揚げ専門店の従業員に綺麗な女性スタッフが働いておりその方が、偶然水商売経験が長いというラッキーがあり新店舗の「ママ」をやって頂く交渉が成立したので、それもOPENの後押しになりました

この時の、投資金額は250万くらいで比較的安く作れたので、最悪失敗してもいいや、くらいの気持ちでとりあえず始めました


しかし、OPENしてみると最初の2〜3ヶ月は順調でしたが、それ以降からは一気に売上が落込みます

ここでぶち当たった壁が

マネジメントの難しさ

にあります。これはこれまでの人生、ファッションコンテストで30〜40人のスタッフさんを指導したり唐揚げ専門店の従業員を雇ったりと上の立場に立ち仕事で成果を上げるという難しさは経験してきたつもりですが、チームで動く以上経営者としては組織を上手く機能させなければなりません

この方法がこの時は、どうすれば良いのか分かりませんでした。

O社長にしょっちゅう電話を掛けて相談に乗って頂いたりしてなんとかギリギリで存続はしていたのですが、最終的に責任者のママが辞めるという結果になり一時閉店という形になりました


これは多くの経営者が未だに悩む経営課題だと僕は思います

例えば、僕のラウンジのお店の様に

「スタッフが自分の言う事を聞いてくれない」

「スタッフの離脱が後を立たない」

「仕事中に業務外のプライベートを持ち込みサボる」

「責任者に責任感が全くない」

あげだすとキリがありません

しかし、これらの原因は、9割経営者にあります

当時の僕にマネジメントスキルが無かった為、組織として機能しなかったのです

何故失敗したか?

それは僕が感覚による経営と

感情によるマネジメントをしていたからです

感覚=感

論理に基づかない、感覚で経営して成功する方は僕は天才だと思っています(笑)

僕の身近な社長さんでも1人該当します

こんな方は滅多にいませんので大概の経営者はこのやり方だと失敗します

それと、感情によるマネジメントとは

よく目にする光景の、「飲みニケーション」や「リーダーが社員1人1人に寄り添いご飯に連れて行き意見を聞いてケアをする」「社員のプライベートな問題にも首を突っ込んでしまう」 

これは、一見頼れる優しいリーダーですが、同時に諸刃の剣のです

僕は、お店で、女の子同士のトラブルがあったりした時に双方の意見を聞きとにかく場を納めようとご飯に連れて行き、仲直りを図ったりしましたがその効果は一時的なもので根本的には解決できませんでした

僕が従業員と距離の近い優しいリーダーを演じた為に、スタッフが僕の言葉に従わなくなってきたのです

こうなると組織は終わります

言う事を聞かせようと、ミスした時に強い言葉で怒ると反発し辞めていくし、急なやり方の変更はスタッフには強烈なストレスを感じます

つまり組織を正すなら始まりからという事です



話しが少しそれましたが、一時閉店後3カ月の充電期間を経て別の責任者が見つかり、現在は順調に毎月利益を出しながら水商売の経営もしています

この時、僕が再生に向けて打った手は

バイアウトでした


かなり、かいつまんでお話ししましたが、このビジネスも結果として成功です  

ちなみに、この時の僕はなにをしていたかというと、唐揚げ専門店のお客様でO社長とはもう一人の人生を好転させて頂いた社長と偶然出会います


当時、ラウンジをOPENさせる少し前、昼夜は唐揚げ専門店 で仕事をしていて時にスタッフに任せて建築現場にも出ていました

着替えるのが面倒なので、現場の作業着で唐揚げ屋さんでいつものようにお仕事をしてい時に、これも突然ふらっと「お酒飲める?」と入ってこられたのです

つくづくお酒を置いてて良かったと今になって思います(笑)

前回と同じような終わり方ですみません(^_^;)

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