中小企業に優秀な人材は入ってこない
こんにちは
今日は、組織成長において大切なことをお伝えしたいと思います
まず、初めに誤解を恐れずにお伝えしたい真実があります
小さな会社に社長以上に優秀な人は入ってきません
どういうことか
自分が就活をする場合を想像して考えてみましょう、
子供の頃から優秀だと折り紙付きで、有名校を卒業したり、留学経験があったりすれば、安定性があり、将来性も豊かに広がる大組織、一流企業を選ぶのではないでしょうか?
中小企業に優秀な人材が来ないのはいわば宿命。当然のことだと受け止めなければなりません
それでは、中小企業は永久に人材不足に悩まなければいけないのか?
というと、そんなことはありません
人を育てていくことに集中するのです
小さい会社には家族経営や仲良しこよしで友達同士で経営をしているなどがよく見受けられますがなぜ何年経ってもそういった会社はスケールしていかないのでしょうか?
答えは簡単です
社長にそもそも、現状で満足していて組織を大きくしたいというビジョンが無いか、もしくは組織としての縦の関係性が機能していないからです
大企業はピラミッド型の組織運営をしています
階層が何重にもあり、役職者の権限が大きく、会社には徹底されたルールが存在します
対して、零細企業・中小企業はピラミッドではなく、社長も社員もがフラットな長方形のような箱の中で皆が一列に並んでいるようなイメージの組織です
これといった、具体的なルールがなく、役職者の権限も薄く、感覚としては全員が家族や友達に近いような関係性で運営しています
中には仕事のできる強烈に厳しい独裁者のようなカリスマ社長1人とその他数名の社員で構成される会社も大きくはなれません
理由は明白で、社長が優秀すぎて全てを管理しきるので、部下が成長しないからです
お客さんの信頼は厚くても、人数が限られるため、受注できる仕事が限られるためすぐに売り上げは頭打ちになります
つまり、何が言いたいのか?
失敗を恐れず積極的に部下に仕事を任せ、成長する機会を与えてあげることです
人間は本来、成長することに喜びを感じる生き物です
その組織の中で部下よりも経験値も技術も社長が大体を上回っていることがほとんです
社長が現場に赴き、仕事をやれば短期的には成果を望めますが、長期的には損をしていることに気づかなければなりません
例えば、10人の部下をマネジメントするリーダーが、部下一人の力を1.3倍にできたらどうでしょう?
0.3×10人で、トータルのパフォーマンスとして3人分の成果を増やすことができます
これが、リーダーのバリューになります
ただ、なあなあの関係では、メンバーは成長できません
リーダーとメンバーに「いい緊張感」が生まれることが大事です
そうやってマネジメントがうまく機能していれば、組織は徐々に大きくなっていきます
それでは今日はこの辺りで
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