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おいかけっこ
桜は満開から少しずつ葉桜へ
あの時ピカピカのランドセルに
キラキラ笑顔の小学1年生だった女の子は
あっという間に中学2年生。
幼い頃、面倒見が良くて
ちょっと世話焼きだったあの子
きっと少し大人に近づいて
優しく成長したんだろうな。
キラキラ笑顔は優しい笑顔になったかな。
後輩ができるの楽しみだったんだろうな。
いつも桜が散りゆくのを見ると
あの子が言った言葉を思い出す。
「ねぇ、みて!
桜の花が追いかけっこしてるよ!」
そうか、おいかけっこか。
幼い詩人が、目の前に現れて
それから子どもたちの言葉は
私にとって素敵な表現の詰まってる
宝箱のようだった。
大人が見慣れた光景、当たり前のことも
きっと新鮮だったのね。
やるべきことに追われて
心に余裕がなくなって
見逃してしまうことも多いけど、
たまには周りを見渡して
息抜きに沢山お話して、
そこでいろんな考え方受け入れて、
柔らかい頭でいたいな。