軍鶏と林檎で思考する、東大数学!2変数関数編、第2話
第二話
こんにちは、茨城県大子町でらーめん屋をしております。数学に関して思うことを書いていきたいと思います。
軍鶏と林檎は、f(x,y)=x+y という2変数関数
軍鶏だけなら、f(x)=x
林檎だけなら、f(y)=y
という1変数関数となります。
f(x)=xの式に、x=1,2,3,,,,,100000という値を代入していきましょう。
イメージしやすいように、1は奥久慈しゃもを一羽としてください。
2は、奥久慈しゃもが2羽で
1000000は、奥久慈しゃもが1000000羽です
たとえば
x=1のとき、f(1)=1
x=2のとき、f(2)=2
y=1のとき、f(1)=1
y=2のとき、f(2)=2
となります。
次に軍鶏と林檎のスープを簡略化した2変数関数の式に具体的な数値を代入していきましょう!
x=3,y=5のとき
f(3,5)=3+5=8
x=10,y=25のとき
f(10,25)=10+25=35
今どきのらーめんはパンチが求められる、でも化学調味料を使いたくない、、、、、十分なうまみをだすにはたくさん材料をいれないと、、、
えーい!ということで、軍鶏を1000000羽
林檎を35個を入れました!
f(1000000,35)=1000000+35=1000035
となります!奥久慈しゃもを百万羽もいれるとは贅沢なスープですね!無化調でも、パンチも旨みも十分です!しかし、奥久慈しゃもは一羽、五千円以上もする高級な地鶏です、、、、
その軍鶏を一回のスープに百万羽いれると、原価は天文学的になってしまいますので、実現は不可能に近いです。
しかし、それ以前に問題があります。
寸胴に入れられる具材の量には制限があります。
そこで定義域という言葉がでてきます。
関数を考えるときには、必ず定義域を意識しておかなければなりません。
まず関数を設定したら、定義域があるのかないのか吟味し、あれば範囲を限定しなければなりません。
記述式のテストで、定義域を考え忘れて大幅に減点なんてことは良くあります。
定義域があると、好き勝手になんでも数値を入れてはいけなくなります。
今日はここまでりーんm(_ _)m
次回は定義域の話になります。