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レール演奏補助ツールについて (未完成)

最終更新日: 2024/Jun/02


0. はじめに

みなさんこんにちは、たぶん初めましてです。

今回はタイトルにもあるように「レール演奏補助ツール」の使い方について解説していきたいと思います。
この記事を読んでる方で「レール演奏とは何ぞや?」という方は少ないと思いますが、一応レール演奏を学べるお得セットを置いておきます。


1. レール演奏補助ツール

上記のサイトが本ツールとなります。
開発者がめんどくさがってレスポンシブ対応しないので、PCからの使用を推奨します(一応スマホからでもちゃんと使えるはず)。

さて、本ツールには以下のコンテンツがあります。

  • 拍の長さやBPMを計算

  • 曲や周期の長さを計算

  • レールループを生成

  • レールループの周期を計算

  • 縦断線式集音の自動作成

  • スクロールの速さリスト

  • グローバル音源配置リスト

特に、縦断線式集音の自動作成は非常に強力で、これさえあればレール演奏の作業の実に半分以上を自動化できると自負しています。

今回の記事では、これらの機能を簡単ですがご紹介させていただきます。


1. BPMと符長

通常、レール演奏では最初にBPMを決めてから作り始めます。
レール演奏理論の構築に伴い、一音一音を1f単位で調整することが容易になったため、理論上はどんなBPMでも作成できるようになりました。

4分符長[f] の欄に1拍の長さを入力すると、BPMおよび8分音符、16分音符などの長さが計算されます。
また、BPMから4分符長を逆算することも可能です。

4/4拍子ならば基本的に以下のBPMがおすすめです。

特に、初学者は 1b間隔 ≃ 8分音符 である171.43bpmだと作りやすいでしょう。


2. 小節計算

レール演奏、とりわけレールループ演奏を作るうえで最も重要なのが周期です。曲やメロディをループさせるためにはその周期や長さを計算する必要があります。

4分符長[f]拍子小節数 それぞれに値を入力すると 長さ[f] を計算してくれます。それが作りたい曲全体の長さならば、そのまま周期を作ることができます。


3. レールループ生成

ここでは文字通り、レールループを作れます。用途に合わせて

  • 羽あり往復

  • 羽あり特殊

  • 羽あり周回

  • 羽なし往復

  • 羽なし周回

の中から作りたいレールループのタイプをお選びください。
羽あり特殊を除き、空中飛ばし(断線)は使用しないので、水中でも利用可能です。
おおよそのレール演奏は周期が偶数なので羽あり往復で充分でしょう。

出てきた (直, 斜, 曲, うるう) の数だけレールを配置。うるう はうるう距離の値というより、追加するフレーム数と考えた方がよい。

羽あり特殊は以下の資料を自動化したものになります。

これは羽ありにおいて、(ループ周期) ≡ 0,1,2,...41 (mod 42) となるレールループを1つずつ探し出し、それらにn本の直線レールを加えれば 42nだけ周期の大きいレールループを作成できることから、現在168f以上のすべての周期を作成できます。

非常に素晴らしい功績であり、レール演奏のみならず様々な分野で応用が利くものとなっています。
レールについて知識がなくても、周期さえ判れば確実にレールループを作成できるので、ぜひ使用してみてください。

出てきた画像の★から直線を指定の数だけ伸ばす。

4. レールループ周期計算

レールループが断線(空中飛ばし)を含んでいない場合、その周期を容易に求めることができます。

例えば、以下のレールループ。

どちらも羽ありレールループ。左は往復型、右は周回型。

レールループに使用されているレールの本数を入力すると、周期[f]が計算されます。

右のレールループの周期。

5. 表計算, 6. 縦断線式集音配線生成

あとで!


7. 画像

  • レールループの作り方

  • ギャップ・高さの数え方

  • 配線の仕方

  • 着線パターン

についての画像が載ってます。


8. スクロール遅度表

おもにレール演奏の集音で使えるスクロールの遅度のリストです。
表計算のときにこの値を参照してください。


9. グローバル音源配置集

邪魔な時は「表示 / 非表示」で切り替え可能。

レール演奏は文字通り演奏するので、もちろん音源が必要になります。
これはその中でも、現在主流であるグローバル化が安定して行える音源配置のみを集めました。

スキンごとに使える音源や、コスト、複合の可否もまとめてあるので、目指す演奏形態と相談しながらご活用ください。


10. 雑記 / 参考文献・資料・おすすめ

雑記は読み飛ばしてOK。

用語と単位集 ではレール演奏で使われがちな言葉について、独断と偏見を添えて勝手ながら定義してあります。

役立つかもしれないTips では、役立つかもしれないTipsが載ってます。役立たないかもしれない。

参考文献・資料・おすすめ には、1度は目を通すべき資料のリンクを載せています。非常に参考になります。


2. このツールのご利用にあたって

このツールは、任天堂と法が赦す限り基本的にフリーオープンソースです。(自作発言とかはやめてね!)

ですので、本ツールを利用してコース作成・配信・動画化・宣伝・批評など、自由にしてもらって構いません。
が、私のXのアカウントのリンクか本ツールのリンクを貼っていただけると私が喜びます。


3. おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

このツールは、多くの職人たちの研究の成果を利用させていただいております。
レール演奏を研究する職人の1人として、今後もレール演奏が発展していくことを心より願っています。


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