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#ボカキチ でボカロDJを(ほぼ初めて)しました【1: 前日譚】

初vocanote、ども…。Vocaloidについてのブログ記事をここ(note)に書きたいな~~~~っっっっって思いながら早数ヶ月、もしかしたら数年が経ってしまったかもしれません。多忙だのなんだの言っててずっと記事を書き終えられずに日々を過ごしていましたが、さすがに昨日の大イベントのことを今書かなかったらかなり後悔するぞー、と思い、今PCに向かってタイプしてます。

こんにちは、シャルゼニーという人です。2022年7月からボカクラ(=VOCALOID楽曲中心のクラブ/DJイベント)に出没するようになって2年半経ったのですが、なんとついに私、(ほぼ)初めてボカクラでDJをさせて頂いたんですよ! ひゃっほい!! 超楽しかったね。。。

#ボカキチ のイベントフライヤー。Guest DJに私が居る。。。

え? あぁ、「何やねん(ほぼ)って」、と言われるとあれなんですけど、まず経緯を説明させてください。(ほぼ)ボカロDJデビューした今月に至るまでの経緯をざっと。。。(長くなるぞ!興味のある通りすがりの人やご来場された方などはぜひ読んでください…)


(ほぼ)初ボカクラと初DJ機材

そもそも私が2022年からボカロのDJイベント(以下ボカクラ)に頻繁に行くようになったのは、当時Twitterでフォローしていた絵師さんが『ボカクラのフライヤーとしてイラスト描かせていただきました!』といった内容を呟いたのがきっかけです。
それを見て、『ああ、クラブイベント…、ATOLSさんが主催した電ドラっていうイベントとか行ったなあ…。2016年頃か…。』と思いながら色々なボカクラを調べてみたり他人のDJミックスを聴いて感激したりしておりました。

そこでたまたま目を付けたのが、nagomix渋谷で開催されているVOCALOID Crossing、略称ボカクロというボカクラでした。2年半前だけどゲストDJのラインナップ見たらまだ記憶がちゃんと残ってるな…。
そこに行った結果、爆音でボカロ浴びるの楽しい!わー!! となったんです。そこから私のボカクラ/DJ人生が始まった気がする。。。

初めてボカクラに行ったその翌月、ボカクロ(名前がややこしいかもね…、ボカクロはボカクラの一つです)が6周年、及びその主催さんが誕生月ということで、DJイベントの前にDJ練習会が開かれたのです。そこで色々なことを学びました…。

実はそれ以前からDJは一人でやったりしていたんですけど、何せDJコントローラーを持っていない上にiPhoneのDJアプリ(djay)を指で操作してミックスする…という範囲にとどまっていたので、現場にあるDJ機材を触ったことはそれまで本当にありませんでした。
ちなみに当時普通のDJコントローラーを持ちたくない理由に『別にスクラッチしないからジョグ(スクラッチに使う円盤部分のことを指しています)いらない。つかジョグのあるDJコンはいかにもDJって感じで私には必要ない。ジョグの無いDJコン欲しい…!』というのがあります。このひねくれ者がよォ。。。

ボカクロ内で開催されたDJ練習会に参加した私が、現場の機材を触って気付いた事は:
現場機材にオートゲインというものは存在しないので、ヘッドフォンとメーターを確認しながら自力で曲の音量を合わせなければいけない
・曲の音量がピークを超えないようにゲインを前もってTRIMする必要があるので、曲をロードしてからアウトプットするまでには時間が必要。あ、だからDJってみんなヘッドホンしてたんだ!!(イヤホン直挿しのiPhoneでずっとやってたから知らなかった…。)
・BPM90とBPM180をBEAT SYNCするとやばいことになる。倍のBPMは別物。手でテンポフェーダー触って合わせるか、rekordboxで解析する時にBPMを修正しておく
というようなことです。あと他にも、
・PCDJではWindowsは落ちる可能性が高いので、MacもしくはiOS端末の方が良い
ということも知りました。Windowsを持ち込んだ方のPCが落ちて慌てふためくDJさんを見たんですよ…。

DJ講習会のためにrekordboxインストールして曲解析して、更にはヘッドホンも初めて自分のを買ったんですけどほんとに為になりました。
その後、自分の周りのDJさんに連れていってもらってスタジオのDJ機材を触ったり、自分で調べて分かったことが:
・Beat Syncは使わずにBPMを手動で合わせて繋げる人が結構いる
・TRIMノブは下手したら機材とみんなの耳を殺す凶器になり得る(微調整必須)
・Memory CueとHot Cueの使い分け(自分で工夫しよう)
・BPMをWIDEで0まで下げてしまうと音的に危険だからやっちゃダメ
・MP3よりはAACファイルの方が音質は良いらしい。何ならWAVやAIFFはもっと良い。
などなど。
ここに行ってなかったらずっと自分のiPhoneと怪しいMIDIコントローラーを持ってDJするのを続けていたかもしれません…、USBメモリとヘッドホンだけを荷物にDJしに行ける幸福を手に入れてしまいました。本当にありがとうございます…。

ボカクラDJデビュー(?)した日

(すいませんまだ昨日のボカキチの話にたどり着きません…。これ一日で書き終えられるのか?? 心配です…。)

ボカクロというイベントでDJ機材のちゃんとした使い方を学んだ私が実際ボカクラのDJとして初めて出演したのは、恵比寿BATICAで2023年4月8日に開催された『ボカロP愛天下一武闘会2023春』というイベントです。(そういえば昔BATICAにも何かのボカロイベントの為に行ったことあるぞ!)

こちらのボカクラ、一人のDJが一人(又は一組)のボカロPの作った楽曲しか流してはいけない、という縛りがあるイベントで、しかも公募で提出するのがDJミックスではなく”自分がDJをしたいボカロPに対しての愛を述べた文章”なんです。いわば作文です。
そのイベントのDJ募集情報をTwitterで見た私は、世界で一番好きなボカロP…、いや、世界で一番好きなアーティストのずどどんPについて文章を書き、かなりぎりぎりの時刻に応募フォームに投げました。

そしたら、

DM来ちゃった。。。
え? いいの?? ずどどんPの曲だけでDJを? していいんですか…?!
というわけでやらせて頂きました。その時の再現mixとセトリはここにあります。

40分間現場のDJ機材と手持ちのUSBメモリでやり切りました。私は1Fのラウンジ側だったので他の人たちは踊ってるというよりはお酒飲んで話しながら音を聞いている、という感じだったんですけど、出番終わってから何人かの人が反応をくださってかなり嬉しかったです…。

ずどどんPすきだ。。。 ←寝言

それから2年弱経って、昨日ようやく本格的に?実質的に?本気マジのボカクラDJをすることになったんですけど、

ここまで書いた文字が2800文字超えてます、あんまり長いとあれなんで、3篇に分けようかと思ってます…! すいません、時間のある人は読んでもらえると私がとてもHappyになります(今既にHappyだけど)。

てか待って、これが3篇あるってことはもしかして10000字の記事になっちゃう、、、ってコト…?!
やばい。ちょっと他にも作業しないといけないことが諸々あるんですよ…。オ~イ(;;)誰か助けてくれ、青猫ロボでもアンパンヒーローでもいいから……。

というわけで一旦ここで今日は締めます! ここまで読んでくれたんですか?! 感謝です。。。そして肝心のイベント自体(ボカキチ)について全然書けなくてすまぬ、すまぬ。。。

次に続きます→(いつ公開されるかはわからん!)

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