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意識高い系の研究~読書記録206~
2017年 古谷経衡氏による著書。
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私は旧い人間なので、意識高い系という概念が実はよくわかっていない。
本当の事を言うと、ネトウヨだのパヨクだのの言葉も、他の人にこっそりと質問したりしてきた。
古谷さんの著書は、そんな世間から外れてしまった私には色々と教えてくれる有難い書なのだ。
土地に土着しない。
後発に東京に出てきた。
スクールカーストの中では第二階級。
そうなのか、と思うものの。どうも私には理解出来ない人種というか。
まあ。私が20歳くらいの頃に、上の世代から「新人類」と言われていたのであるが、そんなもんなのだろうか。
ちなみに、当時の新人類の代表は、当時、西武ライオンズの投手であった工藤公康であった。
そして、SNSへの写真アップの仕方などにも、意識高い系が現れているとか驚く。
「愛国女子」「愛国男子」については、古谷さんの話に納得した。
靖国神社で写真を撮り、Twitterに上げる方たち。(本来は、靖国神社を背景にした自撮りで「靖国の英霊に感謝」とか、神社がわかってないような気がするのだが、杉田水脈議員もやっていることだ。)
「愛国」を自慢する人は、どうも本を読んでいないような気がして私は仕方ないのだ。カッコイイ自分に酔っているような・・・
まあ、意識高い系は杉田水脈議員のような方々に任せておくことにしようと私は思っている。