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憧れの池波正太郎先生のお墓に 台東区 浄土真宗大谷派西光寺 私の百寺巡礼196
池波正太郎先生と言えば、下町、それも浅草界隈が良く似合う。
池波正太郎先生が生れたのは、浅草・待乳山聖天の隣だ。お墓は田原町の真宗大谷派の寺院の墓地にある。
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実は墓地は外からは見えないのだ。玄関で声を掛け、坊守さま(お寺の奥様の事を浄土真宗ではこういうらしい)に案内されて、お寺の中から入る感じになっている。
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すぐ目の前には浅草本願寺があり、この辺りは一種の真宗王国だ。と言っても、北陸や琵琶湖近辺ほどではないが。
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坊守さんが言われるには、命日である5月3日に団体さんでファンが来られる事があったそうなのだが、他の檀家さんの迷惑になるので命日のお墓参りはお断りしているという。
その代わり、その日以外は、檀家でなくても他の宗派の者でもいつでも快く開けてくれるのだ。
酒の好きだった池波正太郎先生を知るファンが置いたのだろう。こんなにも酒の置いてあるお墓は滅多に見ない。花も私の前にも来たばかりだなと感じた。
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どうか、これからの世代も池波正太郎先生の作品を読み続けますようにと手を合わせるのであった。
浄土真宗大谷派西光寺
東京都台東区東上野6-15-6
東京メトロ銀座線・稲荷町駅より徒歩5分
JR上野駅・入谷口より徒歩10分