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2022年6月の記事一覧
リトルプリンセス~読書記録124~
1883年にバーネットにより書かれた物語。
だいたいのあらすじはと言うと。。。
インドからロンドンの女学院に転入してきたセーラは、ダイヤモンドの発掘事業を手がける父を持つ裕福な少女だったが、父の突然の死により身寄りをな くしてしまう。 学院で特別待遇を受けていたセーラの生活は一変し、メイドと して屋根裏部屋に追いやられてしまう。しかしセーラは、どんな逆境に立たされても、生まれもった気高さを失うこ
恋愛結婚は何をもたらしたか~読書記録123~
2004年、明治学院大学・加藤秀一教授の研究書。
加藤教授は昭和38年生まれ。
ジェンダー研究が専門のようだ。
明治になり、キリスト教が伝わった事による、恋愛至上主義が人の心を魅了した。
著書が言うには、北村透谷が恋愛至上主義の最初の人だとか。
私は、北村透谷を初めとする、明治期のクリスチャンは、途中で絶望感から自殺のイメージがある。
そして、明治期に求められたのは、一夫一婦制。
だが、聖書が一
ひきこもれ~読書記録122~
元は、吉本隆明氏が2002年、77歳の時に執筆したものを、斉藤孝先生らが再編集したものである。
かつての日本では「職人気質」が重要視されており、その人の個性なども大事にされていたのに、何故か、この頃の日本ではコミュニケーション能力の高いことが良しとされる。
単純に「1人は良くない」と言っていいものなのか?
吉本隆明氏の軽快な語り調の文章に引き込まれていく。
現代ではSNSの普及により、まとま
明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい~読書記録121~
2015年に順天堂大学医学部教授(現在は名誉教授)であられた、樋野興夫(ひのおきお)先生が書かれたエッセイである。
私は、樋野先生という方を知らなかった。たまたま、この本を見かけ、装丁とタイトルに惹かれて手にしたのだった。
このタイトルは、マルチン・ルターの言葉のパクリらしい。
今日、与えられたことを手を抜かずに一所懸命にする。これは、浄土宗の開祖であられた法然上人の考えでもある。
だいたい
秘密の花園~読書記録~118~
1911年、バーネット(イギリス生まれで16歳でアメリカに移住)作の作品。昔から多くの訳があるが私は大好きな谷口由美子先生の訳を読んだ。
おおまかのあらすじはと言うと・・・
イギリス植民地時代のインド。官吏の一人娘メアリー・レノックス (Mary Lennox) は、仕事人間の父と遊び惚ける母に放任され、我儘で気難しく、孤独な少女に育ってしまう。そんなある日、悪性のコレラの流行により両親や使用
お化けの世界~読書記録116~
私が坪田譲二先生を知ったのは小学校に上がる前だった。
大好きなエッセイスト岸本葉子さんの著書に坪田譲二先生の作品が書かれてあったので、昨日久しぶりに読んでみた。
(図書館から借りました。)
そうそう。旺文社だった。今は大好きな有隣堂に行っても、旺文社の本を見かけることはない。多分、受験やらとは縁が切れたからかもしれないが。
懐かしい、と思った。
私が小さい頃、父の年の離れた弟、妹も一緒に暮ら
自民党の消滅~読書記録114~
2020年7月に出版された三橋貴明氏による政治分析本。
日曜、月曜と、三橋貴明氏の本を読んだが理解出来なかった。
今後、自民党がどうなるのかな?という著者なりの展開を期待すべく読んだのだが、話があっちこっちに飛び、主張なり、本題が観えなかった。
松田学先生や武田邦彦先生の本とは違うんだなあ。
はい。私が頭が悪く認知症になりかけてるんです。
三橋貴明さんて、以前は安倍晋三推薦組だったのに、202