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私の百寺巡礼

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五木寛之先生は70歳を過ぎてから百寺巡礼をされた。日本の寺院の多くは車が入れない険しい石段を登る事で辿り着く。横浜辺りの寺も、ちょっとした坂の上で、わざと車が入れないようにしてあ…
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2022年11月の記事一覧

御朱印のいろは

御朱印のいろは

私の実家に菩提寺から送られてくる会報に、御朱印についての説明があったので紹介したい。

御朱印を頂く前に知っておきたいこと!

い:納経の証明書
印の朱色と墨の黒の対比が鮮やかな御朱印。もとは、お寺に参拝して写経を納める「納経」の証しに授けられたものでした。
お寺で御朱印を「納経印」、集印帳を「納経帳」とも呼ぶのはその為です。
今では参拝して納経料を納めることで頂ける場合が多くなりました。
又、神

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可愛い、にこにこ地蔵さま 横浜市金沢区 臨済宗円覚寺派泥牛庵 私の百寺巡礼66

可愛い、にこにこ地蔵さま 横浜市金沢区 臨済宗円覚寺派泥牛庵 私の百寺巡礼66

横浜市金沢区には、鎌倉時代の源氏、北条家にゆかりの寺院が多い。
ここもその一つだ。
鎌倉幕府14代執権・北条高時氏が開基した泥牛庵(でいぎゅうあん)だ。

金沢八景駅近辺は坂がないと安心しきっていたが、こちらの石段はかなりの急なもので、侮ってしまった。

藁ぶき屋根も素晴らしいものであったし、境内も本堂も本当に心を込めて手入れをされている感じがした。
訪ねた時に対応された方も本当に感じが良く、又来

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日本が生んだ素晴らしい方を知った 金沢市 臨済宗国泰寺 私の百寺巡礼65

日本が生んだ素晴らしい方を知った 金沢市 臨済宗国泰寺 私の百寺巡礼65

金沢市寺町寺院群を歩く中、高峰譲吉博士菩提寺と書かれた石碑が目に入った。

臨済宗国泰寺派摩頂山国泰寺である。

中はひっそりとして、誰もいないようであった。

境内にある大きな樹が立派であった。やはり、桜の季節が良いのだそうだ。

ところで、高峰博士って誰?
と調べてみた。

高峰 譲吉(たかみね じょうきち、嘉永7年11月3日(1854年12月22日) - 大正11年(1922年)7月22日)

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格式あるたたずまいに和む 鎌倉市 浄土宗亀鏡山護國院大長寺 私の百寺巡礼64

格式あるたたずまいに和む 鎌倉市 浄土宗亀鏡山護國院大長寺 私の百寺巡礼64

 大長寺は、北条氏と徳川氏から崇められた格式の高い寺で、特に家康からは多くの寄付があった。

 戦後の農地改革までは、「家康お杖先の田」という農地があって、家康が鷹狩りの際に、門前で杖を振り回して、杖でさされた土地を大長寺に与えたと伝えられている。

私のいつものパターンなのだが、出かけた先で見つけた寺院に入り、「たのもう!!」と、チャイムを鳴らす。
その後、パソコンで検索してから「こんなに深い歴

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1184年に亡くなった義高の卒塔婆が今でも更新 鎌倉市 臨済宗建長寺派常楽寺 私の百寺巡礼63

1184年に亡くなった義高の卒塔婆が今でも更新 鎌倉市 臨済宗建長寺派常楽寺 私の百寺巡礼63

鎌倉殿の13人では、一番好きな坂口健太郎、じゃなかった、北条泰時の創建した寺で、お墓もある。いざ、北条泰時のお墓参りに!と目的を持って、足腰を鍛えるべく、戸塚駅から歩いた。
途中、道を間違え、令和時代の執権と、その紐のポスターに怒りながら歩き、道を間違え・・・

やっと到着。
この歴史を感じる藁葺き屋根。感動ものだ。

さてさて、木曽義高の墓があるのは、常楽寺の裏の山になる。
金沢文庫の称名寺を想

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僧侶の心遣いに感謝 金沢市 天台真盛宗恵光山西方寺 私の百寺巡礼62

僧侶の心遣いに感謝 金沢市 天台真盛宗恵光山西方寺 私の百寺巡礼62

西方寺は、室町時代に越前府中(えちぜんふちゅう、現・福井県越前市)に比叡山の僧 盛尊和尚(せいそんおしょう)が開山した寺院。元和2年(1616年)現在地移転。

国の重要伝統的建造物群保存地区 寺町寺院群 静音の小径に所在する。 

やはり、加賀ということで、前田利家と深い関わりがあるようだ。
当初、天正12年(1584)前田利家の息女菊姫を弔う菩提寺として金沢城付近に建立。(菊姫の肖像画を奉る。

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芭蕉の句に遭いに 金沢市 浄土真宗真宗大谷派願念寺 私の百寺巡礼61

芭蕉の句に遭いに 金沢市 浄土真宗真宗大谷派願念寺 私の百寺巡礼61

松尾芭蕉の句碑を求めて全国を歩き回るオバちゃんの私。
ここ、真宗大谷派の願念寺には、芭蕉の句が目的で来たのだった。

実は、バスを降りて、寺町寺院群の中では一番初めに訪れた寺だ。
浄土真宗なので、もちろん御朱印はない。

金沢を中心とする北陸は「真宗王国」と五木寛之先生は書かれていた。駅近くの本願寺金沢別院はバスから観ただけで残念であったが、見事なものであった。
こちらの寺院を訪れた際、髪の毛のふ

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神も仏も仲良く 金沢市 浄土宗真如山三光寺 私の百寺巡礼60

神も仏も仲良く 金沢市 浄土宗真如山三光寺 私の百寺巡礼60

金沢市の寺町寺院群のうちの1つである。
明治11年(1878)、大久保利通を東京の紀尾井町で暗殺した島田一良たちの集会所であったことで知られている。そのため事件の首謀者たちは「三光寺派」と呼ばれた。山門は平成3年(1991)に石の仁王門として現住職自ら制作し再建。

こちらにお伺いすると、親切に中に案内してくださり、色々と説明してくださった。
そして、本堂の中なので写真は撮れないのだが、龍神様が祀

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金沢市 曹洞宗延寿山常松寺 私の百寺巡礼59

金沢市 曹洞宗延寿山常松寺 私の百寺巡礼59

金沢市の寺町寺院群の中にある小さなお寺。
そこが常松寺であるが、こちらでは、地元の方の温かい心に感動したのであった。

御朱印を頂こうと待っている間、駐車場にいた女性が話しかけてきた。
「ここ、御朱印あるの?」と。
なんでも、地元の檀家さんで、ここのお寺とは親戚なんだとか。

私は、ついでに金沢市内でお勧めの飲食店を尋ねた。
小松市・粟津温泉で知り合った方らも、「近江町辺りの観光客目当ては高いから

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国指定の大桜の寺 金沢市 曹洞宗瑞亀山松月寺 私の百寺巡礼58

国指定の大桜の寺 金沢市 曹洞宗瑞亀山松月寺 私の百寺巡礼58

桜の樹が有名とは聞いていたが、これほどまでとは思わなかった。
金沢市寺町寺院群にある松月寺。

国指定天然記念物の大桜は、県道を見下ろしていた。

境内を観て、御朱印を頂いて、と、それだけで訪ねたのだが、多分、住職の奥様であろうか。80歳前後の女性が出て来られ、桜についての説明を色々としてくださった。

県道にまで広がっており、誰か車で通る時に枝を折って知らんぷりをして、そのまま行った運転手がいた

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金沢市 曹洞宗神照山香林寺 私の百寺巡礼57

金沢市 曹洞宗神照山香林寺 私の百寺巡礼57

金沢市寺町通。そこには実に多くの寺院が密集している。その中にある寺のの中で、他の方に是非!と勧めたいのが、ここ香林寺である。

加賀藩の前田家と大きな繋がりのあるこの寺院は、願掛け寺として有名である。

ここからは、拝観料を出さないと入れないのだが、とにかく庭が素晴らしいのだ。これはお金を払っても観る価値のあるものであった。

石像が素晴らしいのだ。

さてさて、私の願掛けというか、願いはというと

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和風カフェの素敵な寺院 金沢市 臨済宗妙心寺派太白山宝勝寺 私の百寺巡礼56

和風カフェの素敵な寺院 金沢市 臨済宗妙心寺派太白山宝勝寺 私の百寺巡礼56


石川県金沢市。不思議な街だなと思う。戦争での被害がなかったこともあるのだが、旧い街並みが並ぶ所もあり、観光客収入と北陸1の都市としての現代的な豊かさもある。

明治時代に神仏分離令が出されたわけだが、金沢市は面白い事に、神社ばかりの地域に寺の密集している地域とあるわけである。

寺町を歩くと、実に沢山のお寺を廻れる。
初めての場所でわからなかったこともあり、行きたい場所になかなか行けず、歩き疲れ

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不思議な世界 石川県那谷寺 私の百寺巡礼55

不思議な世界 石川県那谷寺 私の百寺巡礼55

石山の石より白し秋の風 奥の細道 松尾芭蕉

これは那谷寺を参拝された俳聖松尾芭蕉が、巨大な奇岩を前に詠んだ句だ。

こちらが、その句碑になる。

今回は、松尾芭蕉が詠んだ舞台である那谷寺に夢かない(大袈裟かもしれないが、コロナ禍でなかなか旅行も大変なのである)、訪れる事ができ、感謝であった。

その敷地の広さに、日頃、横浜辺りの寺院ばかり行っている人間は驚愕してしまった。

宗派の上では、高野山

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素敵な住職さまと猫と 高野山真言宗養老山大王寺 私の百寺巡礼54

素敵な住職さまと猫と 高野山真言宗養老山大王寺 私の百寺巡礼54

人には色々な出会いがあると思う。
松尾芭蕉の句碑巡りの旅をしている私には、那谷寺は絶対に行きたい場所であった。その為、始めは10月終わりに山代温泉のホテルに予約を取っていた。開けた観光地という感じでホテル夕食前までの時間を過ごせるかと思っていたのだ。
しかあし!
加賀温泉駅から那谷寺などを廻る観光バス、通称キャンバスが10月末まで運休とな。

ということで、ホテルはキャンセルし、那谷寺まで歩いても

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