自殺に対して思うこと

自殺を行うことは悪いことなのか？

この問いに対して僕は答えがはっきりとは出ておらず、今まで曖昧な言葉で濁してきたが、最近思うことがあったので書き留めておこうと思う。

まず僕は自殺に対して肯定も否定もするつもりはない。

肯定することがないのは単純に、自分が相手に対して自殺を肯定するようなことを言って、自殺されたら悲しいから。これに尽きる。

何故否定しないのか。そこが言葉に具現化するのが難しかった。

自殺するという選択が自分の中にある状態っていうのは、それなりに苦しみ、辛さがあるってことだ。

その面から考えると自殺を否定することは、その人に対して、その苦しみを背負って生きろと言っているようなものなのだ。

つまり自殺を否定している側は、否定することで相手に生きることを選択させ、いつか幸せになって欲しいと思っているのだが、結果的に相手の精神に負担をかけているだけなのだ。

まさに皮肉だと思う。

じゃあどうするのが最善なのか。

自殺したいという考えを否定するのではなくて、「自殺したいという考えを持つこと自体」を肯定すればいいと僕は思う。

相手側からしたら、自殺するかしないかで悩んでいるのにそれを否定されることは自己を完全否定されて、逃げ場というものを奪われることだ。

ただそれとは違い、自殺する考えを持つことを肯定することは相手に「死にたいと思うことは悪いことではない」。場合によっては、「無理に死ぬ必要はない」と思わせることができるかもしれない。

個人の意見としては大まかにいうとこのような感じだ。