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僕のあこがれの人

 僕は来月、55歳の誕生日を迎える。世間一般的には、ほかの人に対する興味が薄れていくお年頃だが、僕の心をがっちりつかむあこがれの人がいる。     
 今日はその「僕のあこがれの人」のお話。

 答えを先に言うと僕のあこがれの人は「キムタク」こと、木村拓哉さん(52)。いまさら言うことでもないけど、知らない人を探す方が難しいスーパースター。本当にかっこいい。さらりとした髪の毛、重力に負けることのない顔、そしてストイックに鍛えあげた身体。

 そんなビジュアルも素晴らしいけど僕を惹きつける彼の魅力は、なんといっても、その「ぶれなさ」。検事やシェフ、パイロットなど様々な役を演じてきた彼は、「何をやってもキムタク」と揶揄されることもしばしば。でも、その「ぶれなさ」が素直にかっこいい。

 多様性とか変化とか今の時代に乗り遅れないよう「ぶれまくりの僕」に とって、自分自身をぶれることなく表現する「何をやってもキムタク」は、かっこいい男の証だ。

 もうひとつ彼の魅力は、優しさ。ネットやSNSの世界では、キムタクの優しさエピソードが溢れている。スタッフさんへの気遣いや後輩タレントへの言葉掛けなど、どこまで本当かわからないけど、これだけ溢れているのだから本当に優しいのだろう。

 そして、彼のカッコ良さはその優しさをオープンに見せないところ。だから、優しさをもらった人たちが、思わず内緒のエピソードを洩らしてしまう。かっこ良すぎる・・・。

 キムタクは僕とほぼ同じ時代を生きてきた男性。比べるのも失礼だけど、見た目は別の惑星に住む生き物くらい違う。だけど、男のカッコ良さの物差しは少しだけ同じなのかなと思ってしまう、というか、そうだといいなと。

 とりあえず、憧れの人に少しでも近づけるよう「ちょっ、待てよ。」を口癖にしよう。



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