わたしの香水コレクション「イオカプリ」by カルトゥージア〜ローマ皇帝に捧げられた香り
こんばんは!本日もおつかれさまです。
ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。
フィグ〜イチジクの香りが好きで、時々どうしても纏いたくなる時には、こちらのイオカプリ(私はカプリの意)の出番となります。
ずっと昔にメンズのセレクトショップのようなところで見かけて以来ファンになったカプリ島のメゾン、カルトゥージア。香りの好みがメンズ寄りなので、お気に入りもメンズに偏りますがとても好きな香りです。
最初にワイルドミント、レモン、ユーカリなどが弾けるなかなかパワフルな香り。やはりメンズ向きだとは思います。サイトを見るとこのような記載が。
野生の熟した甘いイチヂクの香りに新鮮なティーリーフが調和する、ローマ皇帝に捧げられたダイナミックな香りです。
そう、カプリ島はローマ皇帝と縁が深いのですね!
Wikipediaより Anacapri, Villa San Michele, view to Marina Grande
ザ・カプリな景色。美しいですね!
カプリ島は、ローマ皇帝ティベリウスの愛した島。中央での政権争いを嫌ってか、のちに島の別荘から全ての指令を出すようになったティベリウス。島の端っこには広大な別荘跡が残され、いつか親友と延々と歩いて訪ねました。
別荘までの長く素敵な散歩道。どこから見ても景色の素晴らしい海。こんな美しいところに住んだら、ローマに戻りたいと思わなくなるよねと思ってしまいます。
Italyingより ティベリウスの別荘 ヴィラジョビス
何年も経ってから、親友に皇帝の別荘での話を振ると、「そういえば、誰かエライ人のおうちに行ったよねー。」と、かの皇帝もただの偉い人になっていて笑いました。
伝説の香りは、王妃の歓迎から生まれました。
カルトゥージア(修道院の意)という香水製造所は、その昔修道院であり、1380年にナポリ王妃を迎えた際のエピソードをきっかけに生まれた香りが、1940年当時の修道院長によって古文書の中から発見され、ローマ法王の許しを得て再現したと、サイトに記載があります。
2002年まで門外不出だった、カプリ島の幻のフレグランス。
製造所ができてからも、長らく一般には知られていなかったのですね。
他にも色々とステキな香りが!
今はなかなか遠方へ旅立つことができないので、香りをとおして想像の中で癒される日々です。
皆さんどうかお元気でありますよう!
写真はTuttaItaliaより