二本松 アクティビティを楽しめる宿「mt.inn(マウントイン)」①岳温泉、源泉掛け流しに感動!
こんにちは!本日もおつかれさまです。
ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。
福島県は、二本松です。何も考えずに、目的地の秋田県との中間地にあたるこの街を選んで検索したところ、ピンときた宿泊施設がありました。
安達太良山の中腹、夏の終わりの美しい田園風景のドライブウェイ、近くに本格的な射撃場の施設もあって、広がる雄大な景色を楽しめます。
東北自動車道の二本松ICから車で約15分、到着しました!
開放的な雰囲気
元は温泉旅館らしい外観ですが、エントランスから一歩中に入ると、広々としたロビーにはマウンテンバイクが置かれていたり、一見してアウトドアに力を入れているのが分かります。外国の方が多く訪れそうなオープンな雰囲気は、サイトを見た時にも感じ、ここに決めた理由の一つです。
チェックインの手続きを済ませたところで、支配人の方が声をかけてくださり、消費者インタビューということで引き受け、質問を受けつつ楽しくお話しました。美味しい地ビールをご馳走になり、部屋にチェックインする前から、まさかのほろ酔い加減です。
ピルスナー
ヴァイツェン
お洒落なバーカウンター
知らなかったのですが、二本松は、ドリフトの聖地なんですね!エビスサーキットという世界的にも知られたサーキットがあり、今年2月の地震による土砂崩れで大きな被害を受け、復旧中とのこと。ホテルのエントランスのたたきなども割れている箇所があり、衝撃の大きさを感じました。
そして、部屋ですが...
ぐっすり眠れました!
以前の和室を改装した可愛らしいロフトの部屋を選び、子ども時代の二段ベッドを懐しく思い出しました。色々なホテルに泊まってきたけれど、こういった個性的な作りも、時にはいいなと思います。
部屋からの眺め
そして何よりも感動したのは、こちらの岳温泉(だけおんせん)、源泉掛け流しの温泉です。先入観や前知識なしに他の土地を訪ねるというのは、常に驚きと新鮮な喜びに満ちているものですね。
遊び心のある館内を歩いて...
大浴場は、畳の小上がりの先に
源泉は8kmも離れた場所にあり、「湯守」と呼ばれる方々が、冬などは特に、雪の中で大変な思いをして管理をしていると伺いました。そういえば、通りでも硫黄の香りを感じました。これが私は好きなのですけれど。壁には、プロジェクターで、冬の作業の様子が写されていました。
さあ、早速入りましょう!
ステキ!!
お湯は真っ白。月曜日には、湯守が配管などに付着した硫黄を攪拌、それが一斉に流れてくる日は、「ミルキーデイ」といって、お湯がミルクのように白くなるのだそうです。まさにその日に当たりました。
彼らの作業の苦労を考えると、なんだかとってもありがたい気持ちになります。ベージュの趣のある石。白化した風合いなど、大好きな雰囲気!
サウナと水風呂はお休み中でしたが、ぬるめのお湯と、熱めのお湯と2つの湯船があり、源泉をそのまま引いているためか、逆だったり、次に行くと、いずれもとても熱かったり。(のちに理由があることが分かりました。)
私自身は、これが地熱というものなのかと、大地のエネルギーを直にもらってとても幸せです。成分表を見ると、ph2.5と強い酸性、切り傷など皮膚に良いそうです。古い角質が溶かされるそうで、肌はすべすべに。
1日に3回くらい入りましたが、地元の常連の方々のようで、みなさん品よく挨拶を交わしていました。翌朝は、髪を紫色に染めたおばあちゃんと、お湯が熱すぎるのをきっかけに話しました。
おばあちゃん曰く、「熱いのは、山が荒れてるんだと思うよ。」とのこと。(その後スタッフから、一昨日までの大雨でお湯がストップし、昨日復旧したばかりだと聞きました。あと1日早ければ入れませんでした。)
そして、「もう80歳近くなんだけど、何十年もセブンイレブンで働いてるのよ。」仕事の前にバスでやってきて温泉に入るとのこと。「足腰が大切だからねえ。」と繰り返し言います。この年齢まで働いて元気に暮らしているなんて!と感動してしまいました。自分だったらそうなれるかと思うと。
そんな気持ちが伝わったのか、他に誰もいない更衣室で話した後、チェックアウト後に郵便切手を買おうとコンビニに行くと、レジでまたバッタリ!「あら!また!」と、嬉しくてそこでも話しました。バスまで時間が少しあるとかで、車で送って行けたらと思いましたが、方向が違いました。
そこでお別れでしたが、今日も元気かなあと思い出します。知らない土地で心がしばし触れ合って、一体どんなご縁なのか、いただいたものがいっぱいありました。身体は使うためにあるのね。元気にがんばらなきゃね!
話をホテルに戻しますと...
広々としたロビーで仕事に集中でき快適!
朝は、到着時にお誘いいただいた、朝6時からのサイクリング、「モーニングライド」に、パートナーが参加しました。1時間弱、坂道を登ったり、森の入り口まで走ってなかなか充実していたそうです。こちらはまた綴ります。
通りへ出て見送ってくださったスタッフの方が、「ここは若い人たちが頑張ってるから。」とおっしゃっていたように、観光客こそ少なめでしたが、ホテル全体に活気を感じて、それがとても良かったです。
それではまた!元気にお過ごしくださいね。
また入りに行きたい!