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ワークショップで伝えたいこと①個として輝くために〜女性性と男性性の統合

こんばんは!本日もおつかれさまです!

一段と暖かい一日となり、春への期待感溢れる土曜日でした。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ベリーダンサーのSHALA(シャーラ)です。オリジナルな世界観による創作舞台公演と、ダンスワークショップをライフワークとしています。

知らず時流に乗った形で、2001年よりベリーダンサーとしての活動をスタートしました。女性性や男性性というものについて考えたことのなかった当初は、いきなりハマったベリーダンスというものが「女性でよかった!」という喜びに満ちたものと毎度実感しつつ、レッスンでもこれを目的に熱く語り、教えてきました。

生徒さんたちが、少しずつ身体を動かす喜びに目覚め、解放され、仲間たちと嬌声を上げながら盛り上がっていく様子。自らの女性性に気付き、女性として存在することに対して深く満たされていく様子。変容の過程を見せてもらえる喜びでいっぱいで、発表会の準備の大変さなど吹き飛ぶ思いでした。

それも何年と幾度となく繰り返されると、次に自然なプロセスとしてやってきたのは、男性性の獲得でした。実際には誰もが無意識にも使っている男性性と女性性のエネルギー。大勢の女性たちのグループの中心にいるということは、役割としては当然のごとく、求心力となるため男性性を培うことが求められます。

判断力、決断力、実行力!真っ直ぐに目的に向かうために使う力。常に改善するために考え、行動すること。社会で働く女性たちももちろんこの力を駆使していることと思います。

女性性は、受容すること。受け身であり、流れるように優雅に生きていくこと。でも先生が受身すぎて頼りなく、毎回「どうしていいかわからないの。みんな、どうしよう?!決められないわ。」では困ってしまうので、女性らしく妖艶に見えるベリーダンスの先生というのは、同じくらい男性性が育っていることが多いものです。皆さんとっても男前です!!

けれどもこのことは人生の道筋と共にあり、一人の人間としてもダンサーとしても独立し、一人で道を切り開いていかざるを得ない環境に置かれたことと同時進行であり、決してダンスだけでの話ではありませんでした。パートナーシップの学びも含みます。(またいずれ綴りたいです。)

また、日本にベリーダンスが浸透し始めた時期にあたり、レッスンはいつも盛況、常に大勢の女性たちに囲まれる環境ではやはり色々と揉まれましたので、男性性の獲得というのは、やらなければならないプロセスであり学びでした。

女性性を否定して男性性をというのでなく、いずれの力も自由に使いこなすということですね。優雅に受け身でしなやかに流れに乗って生きている様子でありながら、要所要所で素早い決断力と実行力で物事を動かしていく、両方ができて初めて、本当の強さと個性の確立がもたらされていくのではと思うに至りました。

これらのことは、自分が通ってきた道筋による所感であり、人によって違うかもしれません。また、今の時代は見た目の女性らしさと男性らしさということを簡単には言えず、あくまで女性性と男性性というエネルギーにおける話です。

今の私は、男でも女でもなく、かといって中性的というのでもなく、両方を日々瞬間瞬間、無意識にクルクルと使い分けている状態が楽しく、男だか女だか自分でもわからないことが多いです。

面白いのは、これは無限に開発できる能力だということです。舞台上でお客さんにとっての鏡となるアーティストとしては、どこまでもユニークに突き進もう!と望むばかりです。

この宇宙では、自らが出したエネルギーを引き寄せると言いますから、男性性もまた強くなった結果、経験の浅かった昔では考えられなかった共演者の面々〜パワフルなヘヴィメタルのミュージシャンたち(彼らももちろんバランスとして、非常に優雅で繊細な女性性を携えています。)〜と本音で語らい、遊んでいるのがこの上なく幸せです。

この話は長くなりそうですので、いくつかの観点から度々綴っていきたいと思います。一度では伝え切れそうにありません。

それではまた、しなやかに優雅に力強く!素敵な春でありますよう!!

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早く泳ぎたいなあー。



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Shalabyrinth
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