ご来場ありがとうございました!11/28「秋の女神の物語〜詠と舞」感想と神話について
こんにちは。本日もおつかれさまです!
ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。
おかげさまで、昨日ゲスト出演をさせていただいた、元町中華街はシルクロード舞踏館における朗読とダンスのステージを無事に終えることができました。
会場はたくさんの人でいっぱい!正悟くんによる壁面に次々と映される幻想的な映像とダンス、語りとが相乗効果となり、印象的な舞台となりました。
イナンナ役そして主役、ヤスミンちゃんの渾身の舞を見ることができとても良かったです!いつも以上に気持ちが入って一心に舞う姿を、その心をとても美しいと思いました。
そして、詠泉さんの語りはさすがです!見せ方、佇まい、語りかけ方、どれもがプロであり感銘を受けました。声のコントロール、すごいですね。お二人の終演後のトークがまたとても良かったです。
なぜこのステージを作ろうと思ったのかその動機や、最も有名な古代シュメール神話「イナンナの冥界下り」を噛み砕いて説明してくれたので、お客様にもよく伝わったのではないかと思います。
実際には、物語の最後に、イナンナは地上に戻る代わりに身近な人の中から身代わりを差し出さなければなりませんでした。これが有名な夫ドゥムジを冥界送りにするシーンなのですが、男性方はこの話を聞くと皆納得がいかないようです。笑
「勝手に冥界へ行ったくせに、地上で楽しくやってたのが気に入らないからって、なんで冥界送りにされなきゃなんないの?!」
そこは解釈も色々あって書ききれないので割愛しますが、女性は強いですね。男性を冥界送りにしないよう気をつけなければ。などと終演後には殿方も交えて笑ったり。興味のある方は、その後ドゥムジがどうなったかなど調べてみてくださいませ。
とにもかくにも、神話とは遠い昔の物語ではなく、そこから力をもらい、今それを生きることができるもの。インスピレーションと癒しの宝庫ですよ。ステキな夜をありがとうございました!
冥界の女王エレシュキガルは、昨夜は手渡された花束の醸し出す生気に触れ、ようやく地上へ戻った心地がしました。
トークの中で、心理学における元型、アーキタイプの話がありましたが、メドゥーサや冥界の女王エレシュキガルは私にとって実に馴染みやすい元型で、ホロスコープ的にもバッチリ合致するため、がんばって演じるという要素は皆無、とてもしっくりきます。
実生活においても、当然闇と向かい合う機会多く、教えにおいても闇と向かい合うよう促すこと多く、そのまんまの役でした。昔の生徒さんは咲夜のダンスを見て「シャーラさんが恐ろしくて恐ろしくて!」と言っていてので、なんとか役割は果たせたのではないかなと感じました。
次はもっと怖くできるかしら⁈
それではまた!日々是創造、リアルライフにおいてもクリエイションを楽しんで参りましょう!
共演者、スタッフの皆様おつかれさまでした。おいでになってくださった皆様ありがとうございます。
私自身の次なる自主公演は、来年2022年3月26日(土)東京は神楽坂セッションハウスでの開催となります。年明けごろよりご案内を開始する予定です。
生き返った!美しいお花もありがとうね!
アヴァと散歩をして帰りました
この度はサポートありがとうございます。とても励みになります。今後もSha-Labyrinthの世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。