家での時間はペット〜犬とヤモリたちとともに
こんばんは!本日もおつかれさまです。
朝は、窓を開けて松の木に挨拶をするところから始まります。この時間がとっても好きです。
それから、まだ眠そうにしているアヴァを胸の上に引き上げ、ぬくぬくしながら音楽を聞いたり。ベッドにいながら外の空気をいっぱい吸い込む朝。アヴァは体温が38度くらいあるので、冬の間はすっかり湯たんぽです。
朝日を浴びながら、少し遊んだり。アヴァは昼間はふたたび寝ちゃうので、いいなあ私も残って一緒に寝たいなあと思いながら出勤したり。
今日はどんなことがあるかな。行ってきまーす。
4年半前にヤモリをはじめペットを飼い始めてから、朝も夜も、家での時間の大半は生き物たちの世話をし、一匹ずつ様子をチェックしたり、気を彼らに集中させて過ごすことに。旅行などどこにも行けなくなったのも、そういえば気付けばそうなっていたなという感じで、夢中で世話をしてきました。
物言わぬ生き物たちですが、一匹ずつ心を配り、それぞれの声を聞いてあげるよう務めると必ず応えてくれるんですよね。思いも寄らない収穫でした。
一日働いて帰宅後いろいろ片付け物などをし、さて自分のことをと思うそばから、首を長くして待っている子が目に入り、ケージから出たがっている順番に出してあげます。だいたい先陣はサファリです。
ペロッと舌で確かめながら元気に上がってきます。要は健康チェックも兼ねていて、まず一匹目を観葉植物の上に。
と、書いている今、今度はアヴァが乗せてと言ってきて、膝の上に乗せました。左腕に顎を乗せ、呼ぶとギョロっと見上げますが、甘えてますねー。体重7kg、体の一部でも片腕に乗せながら書くのは重いんだけど。
そこがいいの?
次は、キーラン。
この子は特にアヴァが来てもぜんぜん平気、動じることはありません。アヴァもまた賢く、私が大切にしている生き物には決して手を出さず。でもちょっとジェラシーみたいです。。。
キーランだよー。仲良くしてねー。声をかけます。
4匹のクレステッドゲッコーというヤモリのうち2匹トパーズとキーランがこれを書いている今、それぞれ観葉植物の上にいますが、最初からこんなに自由に放せたわけではありません。個性のかなり異なる個体ごとに、どのくらいの時間ならば出していても降りてこないのか、または動かずじっとしているのかを、最初はつきっきりで検証。まずはケージの外に出て周囲に人間がいても、手や身体に乗せられても安全なんだってことを覚えてもらうところから。個体差に関しては、観察ありき。結果、今ではそのままお風呂に入ったりもできるようになっています。そんなことをしているので時間はあっという間!
ですが、疲れている時など一度そのままこちらが寝てしまいすっかり忘れ、一週間どこかに消えてしまったことも。ヤモリは身を潜める天才、そうなるともう家中どこをひっくり返しても見つからず。ある日、ひょっこり出てくるのを待つしかありません。
その時は、早朝ヤモリが床を歩いているところにアキさんが出くわし、目が合ったとかであっさり捕まえることができました。普段は非常におっとりしているけれど、本気の場合とても捕まえられない速さです。爬虫類は懐かないといいますが、単に人に慣れてくれるのでも、こういう時はとっても助かります!
そういえば、家での読書の時間も以前よりは減ったし、いろいろ気になるので思い切って外に出かける方が落ち着きます。それでよくカフェへ。。。
と、バサっと音がして、今度はトパーズが木から落ちました!!枝から枝へ大胆に飛び移るのと体重もあるため、トパーズの場合稀にあります。猿も木から落ちるといった風情で。この種が発見されたニューカレドニアでは、高さ2m以上の樹上で暮らしているとかで、野生の環境下で育つならば落ちることはあまりないのでは。でも体が羨ましいくらい柔らかく怪我をすることがなく、(海老反りのまま爆睡していたり。笑)まず膝の上のアヴァをケージへ戻し、トパーズを拾い上げケージへ。こういうこともあり床には何も置かず、また化学薬品にも弱いので、掃除には合成洗剤を使いません。
そんなこんなで、静かながら意外と目まぐるしい家での時間。生き物たちとの共存のあり方とペースを少しずつ築き上げていくのが、何よりの喜びとなりました。
それではまた!!暖かくお過ごしくださいね!