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地球の遊び方~Sha-Labyrinth~軽井沢 with DOG編⑨歴史ある万平ホテルを訪ねて(最終回)

こんばんは!本日もおつかれさまです。

ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。

寒暖の差が激しい毎日ですが、いかがお過ごしですか。

軽井沢の旅の最終回です。

宿泊したホテル「ルシアン」では、支配人と思われる方が最後にエントランスで写真を撮ってくださいました。慣れた様子で犬の名前を聞くと、「アヴァちゃーん!」と声をかけるのが可笑しくてつい笑顔に。

お部屋はとっても快適でお風呂もいい感じ、スタッフの方々はとってもフレンドリー!ぜひまた利用したいと思います。

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こうして書きながらも針葉樹の芳香と澄んだ空気をありありと思い出します。

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また来ようね!

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最後の目的地、それは万平ホテルです。

徒歩圏内だったのでアヴァの散歩でも行ってみました。最後にティールームでほっこりしてから帰ろうと思います。

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創業百年を越えて存続する、日本4大クラシックホテルのひとつ。他に、日光金谷ホテル、箱根の富士屋ホテル、奈良ホテル。いずれも宿泊したり訪れましたが、共通する重厚な雰囲気がステキです。歴史という目に見えないものが、色々な所に感じられるのが好きです。

こちらもドアマンの方が親しみやすい感じで招き入れてくれました。

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使い込まれていますね。すずらんはホテルのシンボル。

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アイスティー、クラシカルなレモンパイもとても美味しかったです!

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天井まで凝っています。網代(あじろ)づくり。そういえば普段はほとんど見かけることがないので、出会うとついじっくり観察してしまいます。

タヒチのホテルのコテージでは、材料も建築様式も全く違うのでしょうが、壁も天井も繊細な網代、日本の建築とも共通のスピリットを感じて癒されました。建物自体が呼吸しているようで、非常に居心地が良かったです。自然の素材はやはりとっても和みますね。

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夏にはこのテラスにテーブルが置かれ、犬も同伴できるとのこと。

それから、趣のある廊下を散策、館内にあるホテルの資料館を覗いてみました。すっかり忘れ果てていた、昔々の古い学校の資料室のような匂いがして懐かしい。

こちらは、大正時代に実際に使われていた椅子。昔の座面の低いスタイルで、座るにも立ち上がるのにもスクワット!と思いました。優雅な重いドレスを纏って美しく立ち上がれるのかしら?!

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こちらも実際に部屋に置かれていた猫脚のバスタブ。可愛い。

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ホテルの財産を守っていた金庫は、絶対に燃えないぞというオーラを纏っています。

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​アメリカのホテル協会の盛大なレセプションに、創設者の万平さんが参加された時の写真や、その際に使われた小さなデザートフォークとスプーンも展示されていて、きっともらってきて大切に保管していたんだろうなというのが伝わってきました。

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逆さまになっていますが、これでお食事の時間を知らせたのですって!優雅ですね。

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部屋に置かれていた硯箱。昔の人は筆を使って書いたのですものね。生活様式もいつの間にかこんなに変わってしまったんだなあと、思い知らされます。

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中ほど、三島由紀夫のサイン。宿泊者名簿より。

元はこの辺りで旅籠を営んでいた万平さんの心からのおもてなしに感動した外国の方々に勧められ、万平ホテルができたということなので、当然ながら外国のお客様が多いですね。軽井沢の発展に大きく貢献したホテル。

政府の要人たち、田中角栄の白黒写真なども飾られていました。

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たくさんの貴重な資料を見て回るのは、興味深く楽しい体験でした。

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とりわけ廊下のこの一角は居心地良く、景色をずっと見ていたくなりました。年月を経た建築ならではの落ち着いた良さが随所に。新しい建築によるホテルも素敵ですし、こうした歴史ある空間もどちらも好きなんですよね。それぞれの良さがあります。

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車でお留守番をしていたアヴァを連れ出し少し散策。

通りかかったご家族が写真を撮ろうとされていたので撮影を申し出ると、年配のご婦人が、「ワンちゃんが撮ってくれるわよ!ほら、ワンちゃんがカメラマンねえ!」と小さなお嬢さんに話しかけていました。自分が犬になったような気がしました。。

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離れに純和風建築があり、現在はお休み中ですが、京料理の老舗とのこと。これはまたホテル棟とは別種の重厚な存在感を放つ建物。

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何やらすごい歴史が。そもそもこの立て札といい!

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ショップなども堪能したあと、いよいよこの美しいホテルにもさようなら!

最終日は最も暖かく、気温16度まで上がるとのことで暑いくらいでした。これからさらに日に日に暖かくなり、木々も美しく生い茂ってゆくことでしょうね。

軽井沢 万平ホテル

大学生の時はテニス合宿で、その後は友人の結婚式や、ダンサーになってからは仕事で訪れることがほとんどだった軽井沢に純粋にプライベートで来てみると、非常に魅力的な街だということがわかりました。

今は首都圏からも近くなり、車でも湘南から圏央道にすぐ乗れるので、休み休み走っても3時間ほどで着きます。空気の綺麗さは何より素晴らしく、どんなに寒くても特に早朝など散歩に出る時は至福でした。さらに、犬を連れて出かけられる場所がたくさんあるので、またの休暇の折にはぜひ再訪したいです。

軽井沢編はこれで終了です。それではまた、他にも旅の記録を綴って参ります。

どうもありがとうございました!

お元気でお過ごしくださいますよう!!

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Shalabyrinth
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