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イケメンは誰か?!「ロベルト・バッジョ自伝〜天の扉」その壮絶なサッカー人生
こんばんは!本日もおつかれさまです。
ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。
5/22(土)神楽坂セッションハウスでの公演「ENTER HEAVEN」に向けてリハーサルを重ねています。
ダンサーと話していてイケメンについての話題になり、私にとってイケメンとは誰だろう?!と考えてみましたが、すぐに浮かびませんでした。
人はやはりハートだと思っているので、ルックスで好きになるということがほとんどないためですが、「じゃあ、これは来週までの私の宿題にするね!」と笑ってのち真剣に考えると、いました!
元サッカー選手のロベルト・バッジョです。その昔、大学生の頃大好きになり、ポスターなど持っていたと思います。ルックスも好きだけれど、サッカーのプレイがそれは素晴らしく美しく憧れだったのです。
「ファンタジスタ」と呼ばれ輝いていたこと。就職活動をしていなかった私は、当時W杯アメリカ大会を連夜大興奮しながら見て常に寝不足でした。懐かしくなり久しぶりに自伝を手にすると。
イケメンです!
まずタイトル「天の扉」とその説明が、今度の公演「ENTER HEAVEN」と非常にシンクロしていて驚きました。
そして、改めて壮絶なサッカー人生。プロになった時には既に重症の膝の怪我を爆弾のように抱えていて、その後も常に絶望と隣り合わせだったのですね。
通常の選手が嫌がる雨でぬかるんだグラウンドの方が楽だったというのは、乾燥して地面が硬いとそれだけ膝への負担も大きいから。
普通に走ることすら困難な中で試合に出るだけでなく結果を出し続けてきたなんて、どれほど辛いリハビリ、鉄の意志の元に日々があったか、私にはちょっと想像もつかないのでした。
Amazonレビューより
サッカーファンでなくとも読むべし!
インタビュー形式なので、どこまでバッジョの本音が書かれているかは疑問です。しかし、全体を読むと、バッジョの壮絶な人生が浮かび上がってきます。単なる華麗なバッジョのサッカー暦だけでなく、彼の精神世界の部分も多くのページを占めています。それゆえ、サッカーファン以外でも十分読み応えありです。カトリック国イタリアのイタリア選手でありながら、仏教徒に帰依したバッジョ・・・。しかし、カトリック、仏教を経ても、バッジョはまだ何かを探している気がしました。それは、きっと、バッジョにとって、「情熱がいつか灰になる場合もある」なんて考えはないからなのでしょう。だからこそ、私達はどうしようもなく魅せられてしまうのでしょう。そして、『バッジョ自伝』を読むと、「諦めないこと」とは天才の資質の一つだということがよくわかります。
サッカーにおける戦略の在り方が時代とともに変化してゆく中でチーム監督との確執も大きく、悩み多き現役時代だったことが分かります。
ちょっとやそっとの怪我や人間関係のあれこれなどではへこたれてなんていられないと思わされますし、そもそも自分の怪我なんて怪我のうちにも入らないのだと悟りました。
美しいサッカー。それは肉体だけでなく彼の精神性、人間性からも出づるもの。レビューにあるように、諦めないことの大切さを改めて教えられました。
今後何らかの大きな決断を迫られる分岐点に至った時、彼の存在が自然と思い出されることでしょう。そうして引退後の日々、今も幸せだといいなと心から思います。
今年に入ってからの記事を見つけました。
スーパースター、R・バッジョの今。渋谷で語ったカズへの羨望と今後の夢
以下はAmazonです。
それではまた!綴ってまいります。どうか善き日々をお過ごしください。
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