地球の遊び方～Sha-Labyrinth～レバノン編⑨ ベイルート ガーデニアの花の思い出

今度は、忘れられないベイルートでの一夜の過ごし方を。

アマーニオリエンタルフェスティバルの開かれた五つ星ホテル、リージェンシーパレスホテル。会場をあとにしたベリーダンサーのスーランと二人連れ立って深夜のベイルート市街へ。
ベイルートはナイトライフの街！これが楽しみなんです。

スーランお気に入りのカフェにて

戦地の取材をしては過酷な日々を送っている記者スチュワート、そしてスーラン。戦地の話を聞くなど、濃い出会いです。

ビジネスマンも見受けられ、各国から来ている素敵なひとたち。互いの人生のひととき、偶然出会って交わす会話。みんな楽しんでいる。。。

こうして最高にセンスのいいカフェバーで過ごす時間は至福です。
これぞ大人の楽しみというのかも。楽しみたいと思う気持ちは一緒。

心地よい、神様からのご褒美のような忘れられない夜になりました。

謎のＤＪ。彼の選ぶ曲はどれも最高！！

私はここでテキーラショットをくらって気合いが入ります。

残念ながらここで電源が切れてしまいましたが。

男の子たちをかわしつつ、次なる「ＳＨＡＨ」シャーというバーへ行きました。めちゃめちゃディープなアラブ音楽にのって、普通のおじいちゃんたちもみんなマイクを奪い合って歌い踊る、土曜の夜は素敵です。彼らも普段着のままやってきて、最後は映像を見ながらいつの間にかそこがカラオケルームに！あれ？ここ、クラブじゃなかった？って思うほど、みんな踊るのも歌うのも大好き！

こんな夜に一緒に踊ったのは今回最も楽しい思い出の一つになりました。

もう何でもあり！テーブルの上でも椅子の上でも！踊っちゃうのね。

ハワイのレイみたいなガーランド

そうしていよいよ明け方になると、スチュワートと三人で腹ごしらえをして帰りました。

スチュワートが花売りから買ってくれたガーデニア。これを身につけて長いこと踊ったので、この香りはそのままベイルートの思い出になりました。

ガーデニアの花の思い出がまたひとつ。

この夜はほんとうに最高だった。生きていてよかった。

ベイルートでのこうした夜のはっちゃけぶりは、古代遺跡以外でも私をベイルートこそ故郷だと思わせるもの。エネルギー全開の魂の喜び！心地よさ。生きて帰れたならば、またいつか味わいたいと思う。。。

それではまた！続きます。