Love All Creatures!!赤ちゃんヤモリのシピがやってきました。
こんばんは!本日もおつかれさまです。
ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。
幼い頃、20歳近かった三毛猫と、スピッツに育てられたような記憶があり、おかげで生き物が大好きです。
でも、爬虫類には全くといっていいほど興味がありませんでした。それが、近年ご縁ができたお話です。
出会った日のシビ
2016年の秋に偶然、これまで見たことがなかった日本ヤモリの、とても小さな赤ちゃんを拾ってしまい、放そうとしても指にしがみついて離れなかった瞬間に一大決心、覚悟を決めて飼うことに。きっと指が、あたたかかったんですね。
触れるのも怖い、よく知らない生き物。食べるのは生き餌のみだなんて、どうしてよいやら!
途方に暮れつつ始まった同居生活も、すぐに懐いてくれたことから、日々の楽しみに変わりました。逃げも隠れもせず、足を伸ばし大の字になって寝ているような子でした。
こういうところで寝るのが好きでした!
昨年、その子、シビュラ(シビー)は、とうとう私の掌の上で亡くなりましたが、まだ繋がっているような気がしてなりません。
そして、数週間前の夜、玄関を開けると、壁にまたまたちっちゃなヤモリがいたのです。両手でそっと囲おうとすると、手の中に向かってちょこちょこやってきました。いつもそんなふうにして、始まるのです。
こちらは先日やってきたシピ
昼間の仕事を退職した翌日だったので、元同僚に知らせると、「家主は仕事をやめたばかりだし、ここに来たら餌をもらえるって思ったんじゃない?」と笑われたり。赤ちゃんを育てるには、余裕がないとね。
たいへん可愛がり、手のひらの上で育てたようなシビーと似た名前で呼びたくて、シピ〜フランス語でわがまま娘という意味〜と名付けました。
本当は、雌雄が判明するのは、生後半年も経ってからなので、わがまま息子になるのかもしれませんが。
見てます
以来、少しずつハンドリングに馴れてもらい、触られても大丈夫になり、手のひらで温まったりするように。まずは、安全だと知ってもらうことに、丁寧に取り組みます。
このプロセスが好きなんだと思います。特にいざという時、病院に連れて行く時などには、馴れていてくれるととっても助かるので。
すぐに育ち始め...
床をパタパターっ
そうして、気づけば大小7匹くらいのヤモリたちとコミュニケーションを図っているうち、不思議なことも起きるように。
ある日、実家の庭で日向ぼっこをしていたカナヘビまでが、腹這いになって近づくと、身体を触らせてくれたり。完全に野生の個体、普通に考えたらあり得ないと思うのですが。何か波長が合ってしまったのでしょうか。
おおらかだったり臆病だったり、ヤモリも個体ごとに実に多彩な個性があり、これからどんなふうに育つのか、ゆっくりお付き合いをしていきたいです。
それではまた!良い日々をお過ごしくださいね。